いま、日本人がタイに行ったら食べたいグルメNo.1の「パッポンカリー」をご存知でしょうか(出典:H.I.S)。えびやカニ、ホタテなどの具材を合わせた“卵入りカレー炒め”のこと。グルメな人たちの間ではすでに話題になっているとか!
私もエスニック好きの端くれとして調べてみたところ、カルディや万城食品、無印良品からパッポンカリーが販売されていることが判明!食べ比べてみたら、それぞれ個性のある三者三様のおいしさが楽しめました。みなさんも気になったものをぜひ試してみて!
まずはカルディのレトルトタイプ「スータイ プーパッポンカレー」(378円、税込、以下同じ)。パッポンカリーにカニ(タイ語で「プー」)を入れたものです。卵を1個、別で用意します。
フライパンにカレーのもと(液体)を入れ、火にかけます。ふつふつするまで約1分温め、全体が沸いてきたら溶き卵を加えて手早く混ぜます。
卵が半熟になったら出来あがり!お皿に盛り付けて完成です。
スパイシーな香りが食欲をそそる~!具材には玉ねぎ、ピーマン、にんにく、ねぎなどの野菜に加え、カニの身や唐辛子が入っています。
ひと口食べると、まずガツン!と辛さがきます。もぐもぐするうちに濃厚なカニのうまみが追いかけてきて、余韻までずっとカニの風味が残ります。辛さは、今回食べたパッポンカリーの中で一番でした。本格的な辛さを求める人におすすめ。
続いて、万城食品のソースタイプ「パッポンカリーソース」(213円)。えびやカニなどお好みの具材と卵を別で用意します。
今回はえびでつくってみました。殻をむいてわたを抜いたえびをフライパンで炒め、表面がこんがりしたらパッポンカリーソースを投入。ぐつぐつしてきたら溶き卵を回し入れて、手早く混ぜれば完成です。
食べてみると、程よいスパイス感とマイルドな辛さがクセになってごはんが進む~!ほのかに甘みもあります。さらにトロトロの卵がまろやかなコクをプラス。カニとカレーも合いますが、ぷりっとしたえびとカレーの相性も最高です。
最後は無印良品のレトルトタイプ「素材を生かしたカレー プーパッポン」(500円)。これは温めてそのままごはんにかけるだけなので一番簡単です。
熱湯に入れて5分ほど温め、ごはんを盛ったお皿にあければ完成!見た目はシンプルですが、たっぷりの玉ねぎと、カニのほぐし身がしっかり入っているのが見えます。
口に入れた瞬間のカニ感がすごい!控えめな辛さの中に、ワタリガニのうまみと香りがガッツリ主張してきます。スパイス感が強すぎないせいか、カルディのプーパッポンカレーよりもカニの風味を強く感じました。日本人の舌に合う味!
どれも5分以内でささっとつくれる(ごはんを炊く時間はのぞく)うえに本格的でおいしいので、自宅に常備しておけば、料理する時間がない日の強い味方にもなってくれそうです。