超巨大な栗の渋皮煮をトッピング! 栗好きの心をざわつかせるパフェが提供されていると聞き、都内にあるダイニングバー「代田橋バル awaited」(東京都杉並区)へ食べに行ってきました。
お目あての「恵那和栗のモンブランパフェ」(850円)は、“恵那フェア”で展開中のメニューのひとつ。国内有数の栗の産地・岐阜県恵那市(にある、店主の実家!)で採れた栗をぜいたくに使ったパフェです。
この地域の銘菓は「栗きんとん」。この栗きんとんは、新鮮な栗とちょっとの砂糖を丁寧に炊いてキュッとしぼっただけのシンプルなお菓子です。栗をそのまんま食べているみたいに素朴な味わい!新鮮な栗でないと出せない味だとか。
今回のパフェには、お店で手づくりした「栗きんとん」に加えて、大きな渋皮煮も実家で採れた“恵那栗”でつくられているそうです。

トップに鎮座する渋皮煮、想像よりもあっさり。すっきりしていて甘いペーストとよく合います。洋酒を効かせてあるので、どちらかというとグラッセに近いかも。そして、言うまでもなく食べ応えばつぐん。
その下は、いろんな甘さとほろ苦さがミックス、ミックス!! 組み合わせ次第でいろんな表情が現れます。特に、マロンペースト×キャラメリゼ×ほうじ茶アイスと、ほうじ茶アイス×栗きんとん×バニラアイスが、とってもいい感じ。栗きんとんの栗の風味、アイスに負けていません。
その先のスポンジケーキは、パフェにあわせ、卵たっぷりでカステラのように焼き上げてあるそうです。そして最後は、これまた手づくりのレアチーズケーキ。口の中がさっぱりするように、という工夫なのだとか。
しっかりと主役の恵那栗が活躍しつつもさっぱり食べられるパフェでした。
ところでこの店は、ワインが充実したダイニングバー。スイーツショップやカフェではありません。どうしてこんなにデザートが本格的なのかと思ったら…実は、店主が製菓学校の出身なのだそうです。それだけに、“恵那フェア”メニューのなかでも、一番気合いを入れてつくったとか。
“恵那フェア”は、「女城主の里 いわむら」キャンペーンの一環として11月30日までの実施予定。ですが、パフェの販売は渋皮煮がなくなり次第終了とのこと。パフェだけの注文もできるそうなので、夜のごほうびスイーツにいかがでしょう。ワインとあわせるのも良さそうです。