100円の商品が多く並ぶローソンストア100(以下ストア100)。初のリアルイベント「ローソンストア100プレゼンツ秋の大収穫祭 100円商品100種類食べつくし!!」が、10月、都内で開催されました。
すべて店頭で買えるものです
会場の東京カルチャーカルチャー(東京都江東区)に用意されたフードやドリンクは、すべて“ストア100製”。惣菜や食材や調味料やお酒…総勢100種の商品を使ったものが並んでいます。
Pontaファンの仲間と参加したそうです
…と、フロアはすでにイベント中盤のように盛り上がっていますが、実はまだ開始前。ここからが本番です。
なぜ「100円」で販売できるの?
メインイベントは、開発担当者が秘話を語るトークショーです。テーマはずばり「100円のヒミツ」。例えば、最近価格が高騰している野菜だって100円。パンやデザートは100円なのにめちゃくちゃデカイ。ストア100には、およそ100円とは思えない商品がたくさん並んでいます。ぶっちゃけ、アブナイことしてるんじゃないの?
…まあそんなはずはなく、並々ならぬ企業努力の結晶でした。
例えばベーカリーは、「複数の大手メーカーによるコンペ」、「原料の大量仕入れと工場の生産効率UP」によるコストダウン、「パッケージはシンプルに」の3つがポイントだそう。
確かにストア100のパンって、言っちゃ失礼ですがあまりオシャレさはありません。そしてデザインがどれも似ているため、見分けがつきにくい。「もっと華やかでもいいのに」と思っていましたが、こうしてデザイン費をおさえることも「100円のヒミツ」だったんですね。
加えて、ボリュームも追求するのがストア100の開発部。ベーカリーや和洋菓子担当の宮永さん、サンプル品を見ると、「えっ!?小さい!!」というのが口ぐせだとか。
そのほか、野菜や果物は「上から下まで安くして!」と交渉したり、メーカーさんと綿密な打ち合わせを繰り返したり、「販売数をコミット(※約束)」して大量に仕入れたりと、さまざまな努力をしているそうです。
一番売れる商品はアレ
終盤にはクイズ大会が開催され、すべて正解した人(と敗者復活でジャンケンに勝った人)にはオリジナルグッズがプレゼントされました。さて、ここでみなさんにもクイズです。ストア100で年間を通して最も売れる商品は何でしょう?
帰りには、商品がたんまり入ったお土産までいただき、とにかく大満足のひとときでした。あれもこれも100円、すごいぞストア100!
ひとり暮らしの筆者にとって、小口で買えるストア100は頼もしい味方。これからもよろしくお願いします!