札幌牛亭 南池袋店「札幌ハンバーグ」
つなぎ無し!肉100%のふわとろハンバーグ

1品の看板メニューを提供し続ける「札幌牛亭(さっぽろうしてい)南池袋店」。2010年に東京・池袋にオープンし、今年(2016年)で6年目を迎えるハンバーグの専門店です。わりと回転の速いお店ですが、祝日や連休中は行列ができることも。

ここで提供されているのは、こだわりの「札幌ハンバーグ」。一番の特徴は“つなぎ”を一切使わないこと。構成要素は「肉だけ」なんです。そしてもうひとつが、ミディアムレアに焼き上げられた衝撃のふわとろ食感。まるでステーキとハンバーグのいいとこどりをしたような、贅の極みが味わえるのです!


◆6年前に東京上陸

札幌牛亭の前身は、1981年に北海道・札幌にオープンした「ステーキハウス 牛亭」。当初はステーキがメインで提供されていたのですが、その後メニューにハンバーグも追加したところ好評を得たそう。

お客さんから「札幌以外でも食べたい!」との声が多く届いたため、2010年10月に東京1号店となる南池袋店がオープンしたのです。

札幌牛亭(さっぽろうしてい) 南池袋店
札幌牛亭 南池袋店

◆お箸で食べるふわとろハンバーグ

ハンバーグはお好きなサイズと焼き加減が選べます。ちなみに、もっともスタンダードなチョイスは「230g(Mサイズ)」の「ミディアムレア」。女性でもギリギリ完食できるくらいかと。

札幌牛亭 南池袋店「札幌ハンバーグ」
230gのミディアムレア

幅広い年齢層の人たちに肩ひじ張らずに食べて欲しい、との思いから、同店のハンバーグはお箸でいただくスタイル。ふっくらとした表面には余計な弾力がなく、お箸を入れると中まですっと通ります。そして閉じ込められていた肉汁がぶわっ!断面を見ると、まわりはしっかり火が通っていますが、中はまだ全っ然レアです。

札幌牛亭 南池袋店「札幌ハンバーグ」
きらめくルビー色が艶めかしい…!

外側をかじるとふわっとほぐれ、香ばしさと脂の甘みがジュワリとあふれます。対して、中のお肉は歯ぐきで溶けるほどトロットロ。例えるならティラミスやクレームブリュレのような、まるでスイーツのようにとろける口どけです!

札幌牛亭 南池袋店「札幌ハンバーグ」
思わず「ウフッ」て声が出ちゃう贅沢な食感

こんなふうにつなぎを使わず肉100%のハンバーグをつくろうとすると、食感がぼそぼそしてしまいがち。ですが、同店では水分を逃がさないよう“蒸し焼き”にすることで、ふわふわトロトロの食感に仕上げられるそうです。

◆コショウ強めのソース

ハンバーグは、玉ねぎをベースにブラックペッパー、にんにくなどを加えたオリジナルの「札幌クラシックソース」をかけて提供されます。特にペッパーの辛みがしっかりきいていて、コショウ好きにはたまらないキレ味!

熱々の鉄板の上でさらに煮詰まったソースをハンバーグに絡めて食べると、さらにパンチのある味わいが楽しめます。思わずビールが欲しくなる~!

札幌牛亭 南池袋店「札幌ハンバーグ」
このソースもやみつきになります

ランチタイムはライス、サラダ、スープが付いて150g 990円(税込)から。ディナータイムは単品での販売で、180g 1,100円(同)から。ディナータイムには、ポテトやピクルスなどちょっとしたサイドメニューもあります。

店舗所在地は、東京都豊島区南池袋2-14-5 B1F。営業時間は月~土11時30分~16時、18時~23時。日祝11時30分~16時、18時~22時30分。

平日に訪れるなら14時半~15時くらいがちょっと空くので狙い目です。また、ディナータイムがはじまってすぐの時間帯も比較的入りやすいよう。なお予約は受け付けていないため、大人数で訪れる場合は午前中のオープン直後がおすすめですよ!