松屋に5月24日、新メニュー「チキンと茄子のグリーンカレー」が登場しました。価格は650円(税込)。“本格タイ風”をうたうこちら、気になったので食べに行ってきました。
松屋の新作グリーンカレーにトライ
席に到着したお盆には、グリーンカレー、ご飯、みそ汁がのっています。
さらっとしたルーには具材がゴロゴロ。チキン、茄子、タケノコ、赤&黄パプリカ、ズッキーニ、マッシュルームが観測できます。メニューに冠しているだけあって、チキンと茄子は特に大ぶり。
ご飯は通常のお米(タイ米などではない)。上にガーリックチップがのっています。
まずはルーの味をチェック。はじめにココナツミルクのまろっとした甘み、次いでナンプラーの旨みが効いた濃厚な味わいとともに、複雑な辛さがぱっと花ひらくように広がります。
かなりスパイシーで、数口で口の中がジンジン。といっても、食べ進めるのがキツイというレベルではありません。後を引く味わいを夢中で追いかけるうちに、気づいたら食べ終わってしまうような、おいしさとバランスの取れたほどよい辛さ。
具材の中では、個人的には茄子がヒット!とろっとやわらかく、噛むと茄子の旨みを含んだルーがじゅわんとしみ出します。おいしい。
チキンは皮付きのもも肉。しっとりやわらかながら弾力があって、旨み・食べ応えともに充分。ルーの味もよくなじんでいます。
またご飯にのせられたガーリックチップもgood。サクッと香ばしく、ガーリックの旨みがしっかり感じられます。
一点、みそ汁との相性のみイマイチでした。カレーの辛さとみそ汁の塩辛さがぶつかって、なんだかよく分からない味に。みそ汁は合間に飲むより、最初または最後に一気に飲んでしまった方がいいかもしれません。
グリーンカレーそのものは、本格的なおいしさで大満足。野菜もしっかりとれます。「タイ料理が食べたい」くらいのぼんやりした欲求の場合は、タイ料理店でメニューから選ぶのがいいと思いますが、「グリーンカレーが食べたい」と心が決まっている場合は、松屋を選ぶのもアリ。専門店に引けを取りませんよ。