サッポロビールは、社会人1~3年目の男女209名を対象にアンケート調査を実施。若手たちの赤裸々な(?)思いが公開されました。4年目以上の先輩方も、これから後輩と良好な関係を築いてゆくべくぜひご参考ください!
◆飲み会の頻度(1か月)は?
どのくらいの頻度で飲み会があると想定しているか、または実際に飲みに行っているかを尋ねたところ、以下の結果となりました。1位:1~2回(56.0%)
2位:3~4回(20.1%)
3位:0回(15.3%)
4位:5回以上(8.6%)

半数以上が「月に1~2回」と回答。個人的には“健全な結果”なんじゃないかと思います。筆者の周りには週に3~4回(=月10回以上)飲みに行くという人もいるので、やはり会社の文化にもよるんでしょうね。
◆理想の飲み会の頻度は?
続いて、「1か月にこのくらいであってほしい」という理想の飲み会の頻度を聞くと、以下の結果に。1位:1~2回(66.5%)
2位:3~4回(21.1%)
3位:0回(6.7%)
4位:5回以上(5.7%)

およそ3人に2人が理想の頻度を「月に1~2回」と回答。また、3~4回(週1くらい)と答えた人も2割いました。つまり8割以上の若手が少なくとも月に1回以上は飲みに連れて行ってほしいと思っている(かもしれない)ので、諸先輩方はぜひこれを目安に誘ってみてはいかがでしょうか。
◆先輩・上司と飲みに行きたい?
先輩や上司と飲みに行きたい?という質問に関しては、80.4%の人が「思う」または「どちらかというと思う」と回答。これがみんなの本心であることを願いつつ、先輩や上司と飲みに行く“理想のシチュエーション”についても若手の願望を覗いてみました。
◆理想のシチュエーション
筆者が新社会人だったころは、上司「ついにプロジェクト完遂だ、いろいろと大変だったがよくやったな!よし、今日は飲みに行くか!」
新社会人「はい!ありがとうございます!!」
みたいな爽やかストーリーや、仕事で行き詰まり悶々としているときに
先輩「おい、飲みに行くぞ」
新社会人「えっ、でも今日はまだ仕事が…」
先輩「いいから付き合え!」
新社会人「は…はい!」
的な、やさしさを強引というヴェールに包んだ先輩からのお誘いシチュエーションに憧れたものですが、実際に新社会人がどんなとき先輩・上司と飲みに行きたいかというと、やはり「大きな仕事が一区切りついたとき」(61.7%)がもっとも多く、次いで「上司・先輩に誘われたとき」(48.3%)、「仕事がうまくいっていないとき」(35.4%)との回答結果になりました。

また、先輩や上司との飲み会に期待する要素は「自分の知らない店を教えてもらえる」(56.9%)、「人脈を広げてもらえる」(56.0%)、「仕事や人生の悩みを聞いてもらえる」(53.6%)がトップ。
社会人になって、学生のころはまったく縁がなかった素敵なお店に連れて行ってもらったりすると「大人になったんだなぁ」なんて思いますよね。また「人脈を広げてもらえる」「仕事や人生の悩みを聞いてもらえる」など、後輩たちは仕事はもとより人生に迷ったときにも先輩や上司を頼りたがっているのかもしれません。

逆に、先輩や上司との飲み会で心配なことを尋ねると、1位が「お酒の注ぎ方など、飲み会マナー」(42.1%)、2位が「場を盛り上げるための芸を求められそう」(28.2%)という回答に。
確かに、瓶ビールを注ぐときはラベルを上に向けろとか、若手は先輩や上司のグラスが空かないように常に見張っていろとかいろいろ言われますし、はじめはみんな緊張しますよね。個人的には細かすぎるマナーもどうかとは思うんですが、これが社会人の登竜門の一つなのかもしれません。また、場を盛り上げるための一発芸は、やりたそうな若手にだけ振ってあげるのが良いかと。ただし一気飲みの強要はダメ、絶対。

◆飲みニケーションってあり?
先輩や上司との飲み会がコミュニケーション手段になると思うか?との質問には、87.1%が「思う」または「どちらかというと思う」と回答。多くの新社会人が“飲みニケーション”をポジティブにとらえているみたいです。
また、仕事に満足しているか?という質問に対し「満足している」と回答した中で、1か月に1回以上飲み会をしているという人は85.2%。一概には言えませんが、先輩や上司との飲みの場が、仕事への満足度にも少なからず良い影響を与えている…のかも?
※画像、データの出典はすべてサッポロビール