
フランス・モンサンミッシェル発のレストラン「ラ・メール・プラール東京」(東京・丸の内)に、神のような新メニューが登場しました。「キノコのクリームリゾットとフォアグラのオムレツ」です。価格は2,000円(税・サービス料別、以下同じ)。
これは、かつてフランスの本店でクリスティアン・ディオールやイヴ・サンローランが愛したとされる伝説的なオムレツを、現代風かつ日本向けにアレンジしたもの。ラ・メール・プラールの看板メニュー“ふわふわスフレオムレツ”の中でも、東京でしか食べられない限定メニューです。
●オムレツに使うのは卵だけ
オムレツは卵(全卵)だけを使い、何度も何度もリズミカルに泡立てることで、まるでメレンゲのようにふわっふわに仕立てられます。これをじっくりフライパンで焼き上げ、たっぷりのチーズをトッピングして半分に折りたためばできあがり。




これに添えてあるのが、生クリームとサワークリームを合わせたソースに、4種のキノコ(マイタケ、シメジ、エリンギ、マッシュルーム)を加えたクリームリゾット。香ばしく濃厚にとろけるフォアグラを贅沢にのせて提供されます。

●口に入れた瞬間いなくなる不思議
ほかほかのオムレツからは、まるで焼きたてクッキーのようなバターの香りが!表面はこんがり焼かれて色づいていますが、中はまだホワッホワのメレンゲ状態です。
大きくひと口すくって食べても、シュワッとすぐに溶けて消えてしまいます。幻を食べたのかな?と思うでしょうが、ちゃんとみなさんの体内に吸収されていますのでご安心ください。その証拠に、コクのある卵の風味と、味にメリハリを付けるチーズの塩気・うまみがしっかり口に残ります。

クリームリゾットもただの添え物ではなく、主役級のおいしさ。濃厚なクリームソースをまとったキノコたちのしゃきしゃき、コリコリとした食感や、噛むほど広がる芳醇な香りは極上です。オムレツがふわっふわな分、リゾットにしっかり歯ごたえがあるので好バランス!

●全店共通の新メニューも
この春からは、ほかにも全店共通メニューとして「ムール マリニエール(ムール貝の白ワイン蒸し)」(1,600円)や「伝統的な仔羊のあばら肉ロースト」(コースで提供)、「キャラメルソースのスイートオムレツ リンゴとバニラアイス添え」(900円)などが登場。全部で39種の新メニューが用意されています。



まるでモンサンミッシェルにやって来たかのような上質な雰囲気の中で、フランスの特産品を生かした新メニューや、東京店でしか食べられない限定メニューを味わってみてはいかがでしょうか。
なお、場合によっては並ぶ可能性もあるそうですので、確実に席を確保したいなら事前予約されることをオススメします!