東京・渋谷で大人気の餃子店「立吉(たちきち)」。その2号店「立吉餃子 青山店」が3月24日、東京・表参道にオープンします。最近は、女性からも熱い支持を受けている餃子。立吉はそんな「餃子女子」からも人気の“餃子バル”です。

都内でもきってのオシャレスポット表参道で、どんな餃子店が展開されるのでしょう。メディア向けの試食会で、ひとあし先に食べてきました!


ワインと餃子だってイイじゃない!
ワインと餃子だってイイじゃない!

店舗は表参道駅B2出口から徒歩3分ほどのところにあります。看板を見つけたら、地下へ。中には、カフェのような雰囲気の空間が広がっています。立ち飲みっぽい店名だけど、立ち飲みではありません。

渋谷店とはまた、違った趣があります
渋谷店とはまた、違った趣があります

さて、同店のコンセプトは、“餃子をつまみにワインを飲む”。ということで、餃子のメニューを見てみましょう。看板メニューは特製の「立吉餃子」(3個380円~)。焼、水、揚の3種の調理法から選べます。

焼餃子は、焼加減が見事。パリッとした焼き目と、見るからにモチモチそうな白い部分のコントラストがとてもきれいなのです。パリッと割ると、ジュワ~っと肉汁があふれ出します。お約束だけど、テンションあがりますよね。

油でベタベタしていないの、わかります?
油でベタベタしていないの、わかります?

見た目を裏切らない、ジューシーな味! でも、ただ油っぽいだけではなくて、うまみたっぷりのスープが入っているかのような、点心みたいなジューシーさなのです。後味がさっぱりしているから、スパークリングとも合う。“餃子×ワイン”に納得の味わいです。

ニンニクは入っていません!
ニンニクは入っていません!

水餃子は、黒酢がきいたタレにつけてさっぱりと。生地は重すぎなくて歯切れよく、タレや具とよくなじみます。

花椒のピリリとした香りがアクセント
花椒のピリリとした香りがアクセント

揚餃子は豆板醤を使ったタレで。辛すぎず、豆板醤のうまみがきいたタレ、美味です。

カリカリ皮とジューシーな具、最高
カリカリ皮とジューシーな具、最高

調理法を変えただけなのに、ガラリと表情の変わる餃子に驚きました。店員さんに伺ったところ、皮が特徴とのこと。米粉をねりこんであるため、焼けばパリパリ、ゆでればもっちり、揚げればカリッと仕上がるのだとか。

うまー
うまー

続いては、ちょっと変り種の餃子たちを。

「ぷりぷり芝海老餃子」(3個500円)
ぷりぷりの芝海老がごろっと丸ごと入っています。かんだ瞬間、口の中に広がる濃厚なエビの香り。あんにもすり身を混ぜてあるのだとか。

香りも味も、とにかくエビ
香りも味も、とにかくエビ

「バジルと大葉のサラダ餃子」(3個520円)
女性受けバツグン!生野菜の上に、バジルと大葉の入ったさわやかな水餃子をのせ、ビネガーのきいたドレッシングとチーズをかけてあります。サラダ感覚でさっぱりと食べられる一皿です。

女子が好きなの、わかります
女子が好きなの、わかります

「トムヤムクンスープ餃子」(3個730円)
パクチーたっぷりのトムヤムクンに、カレー風味の餃子を入れたエスニックなスープです。米粉の皮のおかげか、スープとめちゃくちゃ合う。エスニック好きには是が非でも食べてほしい!

パクチー!
パクチー!

ちょっと、フォー(米粉麺)みたいな雰囲気なのです
ちょっと、フォー(米粉麺)みたいな雰囲気なのです

なお、お得な「晩酌セット」(850円)も用意されており、立吉餃子5個+お酒など3種から選べます。渋谷店ではほとんどのお客さんが注文するのだとか。餃子1個1個が大きめなので、これで満足!って人もいるかもしれません。

でも、これで終わってはもったいない!一品メニューだって実力派なのです。

「豪快!肉豆腐」(590円)
秘伝のタレを染み込ませたという豆腐。とにかく真っ黒! とろとろのタマネギ、豚肉を添え、ネギたっぷりで提供されます。甘辛くてお酒がススム。

真っ黒なのは、中国醤油だから
真っ黒なのは、中国醤油だから

「熟成肉のハンバーグ」(720円)
極厚150gの超お得なハンバーグ。一般的なツブツブのひき肉ではなく、ごろっと歯ごたえのあるハンバーグ。ナツメグと塩コショウ、玉子とパン粉だけでシンプルに仕上げてあるそうで、ワインにめちゃくちゃ合います。

ここは「餃子店」です
ここは「餃子店」です

餃子店です
餃子店です

餃子、…!
餃子、…!

実は、姉妹店に熟成肉専門店「旬熟成」(東京・西麻布)があり、そこで提供されているのと同じハンバーグなのです。肉の端を利用しているため、さまざまな部位の食感を楽しめるのが特徴。ときどき、ごろっとすじ肉が出てきたりもします。餃子店であることも忘れて無心に食べてしまいました。

「特製餃子丼」(980円、スープ、キムチつき)
ごはんの上に、野菜とひき肉、餃子を3つのせた丼。タレは、水餃子に使った黒酢のタレ、揚餃子に使った豆板醤のタレ、そして柚子こしょう入りのみそダレの3つから選べます。ランチタイムはなんと540円。わりと野菜が多いので、女性にも人気があるそうです。

実際には、選んだタレをかけて提供してくれます
実際には、選んだタレをかけて提供してくれます

ちなみにランチで一番人気なのは、油そばと餃子のセット(3個730円~)だとか。サラダとキムチ、おかわり自由のごはんもつくそうなので、結構なボリューム。これを知ってか知らずか、テスト営業中は男性客が多かったそうです。

最近は、数々のメディアで餃子女子(“餃女”なんて言葉も)が特集されるほど、餃子熱は高まっているよう。女子諸君(もちろん男性諸君も!)、表参道で餃子をつまみに飲みたくなったら立吉へ! 女性の“おひとりさま”も多いそうですよ。

【店舗情報】
立吉餃子 青山店
住所:東京都渋谷区神宮前5-50-1 三恵青山ビル 地下1階
営業時間:11時30分~15時、18時~24時(ラストオーダーは各30分前)
定休日:不定休
席数:36席(プラス立席4席)