
こんにちは、茶畑です。「チョコエッグ」などでおなじみのチョコレートメーカー フルタ製菓から、抹茶を使ったソフトタイプのクッキー「エブリワンクッキー抹茶」が3月21日に発売されます。
この『エブリワンクッキー』シリーズですが、バニラ味やいちご味、ココア味はすでに販売されていて、以前からネット上で「カントリーマアムに似てない…?」とほんのり噂されていました。


そんなエブリワンクッキーの新フレーバー、抹茶味。いろいろと気になったので、フルタ製菓さんから試食用のサンプル商品を送ってもらいました。

現在カントリーマアムからも抹茶フレーバーが出ていますので、両者を食べ比べてみて私なりの結論を出してみようと思います。

●エブリワンクッキーはチョコの割合が高い
エブリワンクッキー抹茶は、抹茶味のクッキー生地に、口どけの良い角型チョコチップをたっぷり練り込んで焼き上げたもの。一方、比較用に用意した「カントリーマアム 玉露(ぎょくろ)入り抹茶」は、京都府産宇治抹茶と京都府産宇治玉露を使ったフレーバーで、こちらも中にチョコチップが入っています。

大きさを比べてみると、エブリワンクッキーの方がひと回り小さいくらい。色合いや厚みはほぼ同じです。

割ってみると、エブリワンクッキーは中にチョコがぎっしり。チョコ味の内生地にチョコチップがゴロゴロ入っています。さすがはチョコメーカーですね。一方のカントリーマアムは、抹茶ベースの生地の中にちらほらとチョコチップが練り込まれていて、抹茶の割合が高めです。

●抹茶の広がり方が違う
食べてみると、抹茶の広がり方に違いを感じました。エブリワンクッキーはかじった瞬間から抹茶の味と香りが強く、一方でカントリーマアムは噛むほどにじわじわと抹茶の勢力が拡大。フォルティシモのエブリワンクッキーと、クレッシェンドのカントリーマアムといったところでしょうか。
また、エブリワンクッキーは途中からチョコと抹茶が甘苦く調和していきますが、カントリーマアムは最初から最後まで抹茶の味わいが舌に残ります。ときどき、チョコの甘みがアクセントに。

エブリワンクッキーはたっぷりチョコが入っていたので抹茶の味を殺してしまわないか心配だったのですが、このチョコの甘さがむしろ抹茶の苦みを引き立てていました。
ちなみに、しっとりさっくりとした食感はどちらもほとんど同じでしたが、エブリワンクッキーは歯ごたえがよりサクサクしていたように思います。カントリーマアムの方がしっとり寄りかと。
外見はそっくりですが、味わいにははっきりと違いが感じられてとても興味深い検証結果となりました。エブリワンクッキーは子どもから大人まで幅広く楽しめそう。カントリーマアムは、より抹茶好きの大人向けかも?私はどちらも好きだったので、その日の気分によって食べ分けたいと思います。