ウリは、“熟成肉”の鉄板焼きと、熟成肉の旨みがしみ込んだふわとろの“極上お好み焼き”。たこ焼き人気店がつくるお好み焼き、気になる! えん食べ編集部はメディア内覧会でひとあし早く試食してきました。
さっそくお好み焼きを焼いてもらいましょう。「熟成肉六白豚天」「海鮮ミックス天」「熟成黒毛和牛天」のなかから、鹿児島県産の黒豚を使った「熟成肉六白豚天」(税込1,080円)をいただきました。
まずは、1cm以上ありそうな分厚い豚肉が登場! 鉄板の上でジューッと焼いていきます。
その間に、ひとくち大のキャベツがどっさり入った生地を混ぜる店員さん。これを半分ほど、豚肉の隣に落とします。
ここで、豚肉をひとくちサイズに切って生地の上にのせ、残りの生地をかぶせます。そう、生地と生地で肉をはさんで焼き上げるのです。全体を山のように盛って丸く成型したら、約10分かけてじっくり焼きます。
焼きあがったらソース、マヨネーズ、鰹節、青のりをトッピングして…。囲流“熟成肉お好み焼き”の完成です。
食べると、ふわっふわでビックリ。生地の重さを全く感じません。時折香る桜エビや紅ショウガ、シャキシャキと音が鳴るキャベツ。サンドしているからか、全体にじんわりしみ込んだ豚肉の旨み。軽いけど、しっかり食べ応えがあります。確かに、いつものお好み焼きとは異なる初めての味わい。ザク切りキャベツのキャベツ焼きみたいなイメージかも。
ふわふわ食感に仕上がる秘密は、キャベツを多く、生地を少なくすることにあるそう。また野菜の水分で蒸し焼き状態にすることでさっぱりと仕上がるため、シメにもちょうど良い“軽さ”になるのだそうです。
とても手間がかかるため、注文から焼きあがりまで約30分はみてもらいたいとのこと。そのためか、このお好み焼きが食べられるのはディナータイムだけです。ランチタイムは提供されていないのでご注意を。また厨房で焼いてから持って来てくれる場合もあるそうです。
ディナータイムには、このほか、黒毛和牛や黒豚、海鮮、野菜の鉄板焼き、一品、デザートと、各種アルコールメニューが用意されています。肉をメインに一品を食べ、シメにお好み焼き、といったイメージでしょうか。とはいえ、お好み焼きは“軽い”ので、おつまみとしてもグイグイいけちゃいそう。