2010年の流行語トップテンにも選ばれた、「イクメン」。イケメンが転じたこの言葉は、育児を積極的に行う男性のことを指しています。タレントで言えば4児のパパである、つるの剛士さんがイクメンと呼べるでしょう。

日清食品は、世の中のお父さんに身近なインスタントラーメンを通じて子育てを楽しんで欲しいという願いのもと、彼らのようなお父さんを“育麺”(イクメン)と名付け、「全日本育麺メニューコンテスト」を開催すると発表しました。ちょ、ちょっと無理やり感があるけどまあいいか…。


これに先がけ、日清では育麺に関する意識調査を小学生以下の子どもを持つ父親・母親計800名に対して実施。なかなか興味深い結果になっております。

お父さん400名に「家事・育児の中で取り組んでいるもの」について聞いたところ、約3割ものお父さんが「料理」に取り組んでいることが判明。また、「育児・家事のために1日にかけられる時間」についての質問では1日平均64分という結果に。そして、「お子さんと1日にどれくらい会話をしますか」という質問では、「15~30分未満」が27.0%と、一番多い結果となりました。

お父さんに「家族のために料理をする理由」を聞いたところ、61.8%で「妻の家事・育児を助けるため」というものがダントツトップという結果に。う~ん、これこそイケメン!

“イクメン”の必須アイテムは麺類?―日清食品が調査を実施
“イクメン”の必須アイテムは麺類?―日清食品が調査を実施


お父さん400名に「家族のために料理をする頻度」を聞いたところ、「週に1日程度」「週に2~3日程度」「週に4~5日程度」「ほぼ毎日」のいずれかを選択した人が26.0%という結果に。世の中のお父さんの4人に1人は、「週に1日以上」家族のために料理をしていることがわかりました。いいなあ。

“イクメン”の必須アイテムは麺類?―日清食品が調査を実施
“イクメン”の必須アイテムは麺類?―日清食品が調査を実施


また一方で、お母さん400名を対象に「夫が料理をすることについてどう思うか」と聞いたところ、96.5%とほぼ全員のお母さんがお父さんに家で料理を振る舞って欲しいという結果に。家族のために料理をするお父さんをお母さんも大歓迎しています。そりゃそうですよね、いい夫だわ…。

「いつ料理をすることが多いか」という質問では、約80%のお父さんが「土曜日」「日曜日」と回答、その中でも 最も多かったのは「土曜日の夜ごはん」でした。平日は外で仕事をしていても休日には家族のために料理を振る舞うお父さんの存在が明らかになっています。スバラシイ。

料理をするお父さんを対象に「家で料理をする際、よく作るメニュー」について聞いたところ、1位にパスタ、2位にラーメンがランクインし、麺類がトップ2という結果になりました。「前問で回答したメニューを選ぶ理由」としては、上位3つが「簡単」「子どもが好きなメニュー」「短時間でできる」となりました。

“イクメン”の必須アイテムは麺類?―日清食品が調査を実施
“イクメン”の必須アイテムは麺類?―日清食品が調査を実施


いやー、自分のダンナさんやお父さんが休日にお料理を作ってくれたら、そりゃあ嬉しいですよねえ…。イクメンに対する理解がもっと進み、これが当たり前の世の中に早くなってくれればいいなあと思います。イクメン万歳!