でも、このアイスクリームコーンに潜むある重大な欠点を見抜き、それを補完する新たな容器を発明した人が登場しました。発明家 Richard B. Hartman さんがその人です。
Hartman さんが作ったのは、モーターの力でアイスクリームをぐるぐるまわすアイスクリームコーン「Motorized Ice Cream Cone」。「コーン」という名前が付いてますが、本体はプラスティック製だし、使用時には乾電池も必要で、エコからはかけ離れた代物になってしまってます。もちろん、食べられません。

では、なぜ Hartman さんはこんな発明をしでかしてしまったのでしょうか?Hartman さんの特許出願書類(Patent# 5971829)の内容をざっくりと要約すると、次のようになります。
「アイスクリームコーンでアイスクリームを食べていると、反対側の部分が溶けて流れ落ちてしまう。溶けたアイスクリームで指や服を汚さないようにするには、コーンを常に回転させ、アイスクリームの様々な面を舐め続けなければならない。
Motorized Ice Cream Cone は、この面倒な作業から我々を解放してくれる。スイッチを入れるだけでアイスクリームが自動的に回転するので、人の手でアイスクリームを回す必要はもうない」

大真面目です
うーん、気持ちはわからないでもない……。でも、その情熱、もっとましなものに向けるわけにはいかなかったのでしょうか?
それはともかく、Hartman さんが高い志を持って発明したこの商品は、全米のおばか商品を販売する Stupid.com や Amazon.com などで買うことができます。
