先月、スペイン在住の80歳の女性 Cecilia Jimenez さんによる、キリストのフレスコ画修復が話題となりました。

修復前(左)と修復後(右)のフレスコ画
修復前(左)と修復後(右)のフレスコ画

このニュースは世界160か国で報道され、フレスコ画のある教会は修復された絵を一目見ようとする観光客で連日大賑わいだそうです。

フレスコ画を見にやってきた観光客  教会のある村は、フレスコ画効果で経済も上向いているそうです
フレスコ画を見にやってきた観光客
教会のある村は、フレスコ画効果で経済も上向いているそうです


このフレスコ画、欧州では特に人気が高く、フレスコ画をデザインした T シャツの販売も行われています。
T シャツの胸の部分には「顔が!私の顔はどうしてしまったのだ!」  というキリストの嘆きが書かれています
T シャツの胸の部分には「顔が!私の顔はどうしてしまったのだ!」
というキリストの嘆きが書かれています


さて、そのフレスコ画をカレーで再現する人が日本にあらわれました。ブログ「Fun!」を運営するライター武田タケさんがその人です。武田さんは、カレーによるフレスコ画の材料として、ごはん、カレールーの他に、「黒豆」「スライスチーズ」「のり」「ハム」を使ったそうです。

フレスコ画カレーの材料
フレスコ画カレーの材料


そして、できあがったカレーがこちら。

完成したフレスコ画カレー  さすが!です
完成したフレスコ画カレー
さすが!です


武田さんは、「フレスコ画を修復するのは難しいだろうが、おばあさんの失敗した絵をカレー化するのもまた、難しかった」と書かれていますが、いやいやこれは完成度が高い!このカレー、フレスコ画のあるスペインの村で販売したら、村の新名物として大ヒットすること間違いなしでしょう。