創業116年目を迎えた龍名館から、日本茶を“入れる”“食す”をコンセプトにしたレストラン「GREEN TEA RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU(グリーンティー レストラン 1899 お茶の水)」が8月1日にオープンする。

約50種の「湯飲み茶わんの壁」からお気に入りを選んで
約50種の「湯飲み茶わんの壁」からお気に入りを選んで

同店では、朝6時半の“朝食”から夜23時の“食後”まで、日本茶はもちろん日本茶を使った料理やスイーツなどの食事メニューも提供される。またカフェタイムには、お茶を入れる専属スタッフ「茶バリエ」によって厳選された日本茶10種類が用意されるとのこと。


ランチタイムは茶バリエの入れるお茶が楽しめる
ランチタイムは茶バリエの入れるお茶が楽しめる

以下、時間ごとのメニューの一部を紹介する。

◆朝食メニュー(6:30~11:00)

・出汁が命の8種類のお茶漬け
茶飯(お替り自由)、茶漬け出汁(ほうじ茶と鰹の出汁を合わせた特製出汁)、薬味(海苔、山葵、ぶぶあられ、柴漬け、三葉)が、紀州南高梅や焼き鯖、明太子など全8種の中から選択できる具材とともに提供される。価格は各500円。

・アサイーボウル
アサイーとカットした旬のフルーツ数種をボウルに盛り付け、小豆や抹茶などを合わせた“和風”アサイーボウル。。価格は980円。

朝は贅沢なお茶漬けが味わえる!
朝は贅沢なお茶漬けが味わえる!

◆ランチメニュー(11:00~15:00)

・特製鯛茶漬け
ほうじ茶と鰹の出汁を合わせた特製出汁で食べる鯛茶漬け。鯛の皮をあぶった香ばしさと、特製のごま醤油が食欲を引き立てるそう。価格は880円。

◆カフェメニュー(14:00~17:00)

・日本茶
伝統と格式のある「宇治 抹茶」(800円)や、玉露の名産地として有名な星野村の「八女 玉露」(1,240円)、鹿児島県の高級品種「鹿児島 深蒸し茶」(650円)など10種類の日本茶が用意される。

・スイーツ各種
「自家製てづくり抹茶プリン」(630円)や、抹茶アイスなどをのせた「米粉のパンケーキ 丹波産黒豆入り」(980円)、京都府産ほうじ茶アイスを使った「アフォガート」(400円)などが用意される。

抹茶プリン(左)と米粉のパンケーキ(右)
抹茶プリン(左)と米粉のパンケーキ(右)

◆ディナーメニュー(17:00~23:00)

・抹茶ぽてとサラダ
北海道男爵芋を使ったポテトサラダに、抹茶を練りこんで仕上げられた緑色のポテサラ。価格は580円。

・山形サーロインと野菜の玉葱釜焼き
炒めた山形県のサーロインと旬の野菜を、タマネギの器に入れ、オーブンで焼き、抹茶味噌のソースをかけた一品。価格は800円。

抹茶を練りこんだ「抹茶ぽてとサラダ」
抹茶を練りこんだ「抹茶ぽてとサラダ」

また、テーブルには“日本版アロマポット”の茶香炉を置き、香り高いほうじ茶が焚かれるといった演出も。食前・食中・食後で「お茶」の異なる魅力が伝えられるそうだ。

店舗所在地は、東京都千代田区神田駿河台3-4 龍名館本店ビル 1F。営業時間は6時~23時。

店内イメージ。外にはテラス席も
店内イメージ。外にはテラス席も