“ワッフル+フライドチキン+メープルシロップ”。なんとも衝撃的なメニューが、東京・渋谷「MOJA in the HOUSE(モジャ イン ザ ハウス)」で提供されている。その名も「ワッフルチキン」

「ワッフルチキン」ってナニモノ?
「ワッフルチキン」ってナニモノ?

ワッフルチキンとは、読んで字のごとく、ワッフルとチキンを組み合わせたもの。この上にメープルシロップをたっぷりとかけて食べる、アメリカ南部の“ソウルフード”なのだそう。2014年3月にオープンした同店では、このワッフルチキンをはじめ、“アメリカンソウルフード”を中心とするメニューが提供されているらしい。

店舗は宮益坂方面へ徒歩5分ほどの位置にある。1階のナチュラルローソンが目印だ。

ナチュラルローソンを目印に
ナチュラルローソンを目印に

左手の階段を2階へ
左手の階段を2階へ

席に案内されるテーブルにはすでに、メープルシロップが置いてあった。それだけ多くの人がワッフルチキンをオーダーするということなのだろうか。

カナダの大手メーカー製らしい
カナダの大手メーカー製らしい

平日のランチタイムに訪れた筆者、おいしそうなランチメニューが並ぶ中から迷わずワッフルチキンを選択。デリ2種とドリンクがセットで1,000円(税込)だ。

オーダーしてから5分と少しして、ワッフルチキンが到着した。持ってきてくれるスタッフも見えていたのだが、改めて目にすると衝撃的なビジュアルだ。大きな丸いワッフルの上に、これまた大きなチキンが3ピース。想像通りといえばそうなのだが、これを今から食べるのかとためらってしまう。

ああ、なんという…
ああ、なんという…

まさしく、ワッフル+チキンだ
まさしく、ワッフル+チキンだ

とはいえ、冷めてしまってはもったいない。おいしくなるようにと願いながら、メープルシロップを回しかける。ああ、チキンにシロップがしみこんでいく…。

不安…
不安…

不安……
不安……

まずはチキンを取り、カット。しっかり揚げられたチキンからは香ばしい匂いがただよってくるのだが、口に近づけるにつれメープルがふわっと香り、不安を覚える。果たしてこれらはうまく融合するのだろうか。

勇気を出して口に入れてみる。すると、スパイシーさが中和されてまろやかになっていて、意外にもメープルの香りが心地よい後味を残してくれる。日本でいうと、「てりやき」のような甘辛い味付け。これはいいぞ、ビールが進むに違いない。

ビール頼んじゃダメですか
ビール頼んじゃダメですか

一方のワッフルは、定番のおいしさだ。ほんのり甘い生地にメープルがしみこみ、しっとりとなめらかな舌ざわりに変化している。

定番のおいしさ
定番のおいしさ

さて、ここからが問題だ。チキンとワッフルを一緒に食べるときが来たのである。

一口食べてみると…おや?思っていたほどの衝撃がない。どこかで食べたことのある味がする。某大手ファストフードチェーンのモーニングメニューに、このようなバーガーがなかっただろうか。そう、チキンとワッフルをともに食べると、ハンバーガーやサンドイッチを食べているような気になるのだ。

チキンだけ、ワッフルだけだと、“おかずとデザート”として別々に食べている感がぬぐいきれない。だがメープルシロップがあることによって、両者に一体感が生まれている。メープルシロップが強力な接着剤として機能しているのだ。

メープルシロップの力、恐るべし
メープルシロップの力、恐るべし

ちなみに、メープルシロップは思い切ってたくさんかけた方がおいしく食べられた。初めは躊躇して少しだけかけていた筆者も、最終的には何度もかけ足しながら完食したので、どうかためらう心は捨ててほしい。摂取カロリーは考えたくないが、パワーのみなぎるランチとなった。

よくよく思い返してみると、肉やたまごなどと甘い生地を組み合わせる食べ方は、“お食事系パンケーキ”や“お食事系フレンチトースト”などでも見かける。合わないはずはないのである。もちろん好みは分かれるだろうが。

なお、チキンとワッフルをともに口に運ぶのは案外大変なので、それぞれを交互に食べるのがオススメだ。メープルシロップをかけるのはワッフルだけにしてもいい。自分なりのバランスを見極めながら楽しんでほしい。