そんなカクテルビギナー(筆者含む)に朗報だ。タッチパネルから“注文”するだけで、パーフェクトなカクテルを作ってくれるマシン「Barobot(バーロボット)」が英国で開発された。米国メディア Eater.com が伝えている。

バーロボットとは、自動でリキュールやジュース、炭酸水などの液体をミックスしてカクテルを作ってくれるマシン。注文はタッチパネルだけでなく、専用スマホアプリからも行うことができる。液体が入ったボトルを最大12本まで設置することができ、作れるカクテルの種類はなんと1,000を超えるのだとか。


カクテルを注文すると、グラスがレーンの上をするすると滑るように移動し、それぞれのボトルから必要な液体が注がれ、再び私たちの手元に戻って来る。なお、バーロボットは液体を注ぐだけで「ミックス」している様子は見受けられないが、これについてバーロボットのデザイナーは「液体はある程度の高さから注がれるため、わざわざシェイクしなくても十分よく混ざる」と話している。

バーロボットは、現在 Kickstarter で出資者を募集中。自分でシェイカーを振る必要もなく、ソファから腰をあげずしてアプリで注文できてしまうという非常に便利なマシン...なのだが、何パターンものカクテルを作るためのリキュールやジュースは、結局自分で買いに走らなければいけないことを忘れてはならない。
※画像の出典はすべて Kickstarter 公式ページ