辛いものが発売されたら食べずにいられないド M 集団、えん食べ編集部(というか私)。辛さ10倍を黙って見過ごすなんてできない...っ!というわけで、期待と不安が入り混じる中、ハバ盛を試食してみることに。
パッケージのいたるところに辛さの危険度を知らせる注意書きがあり、ますます緊張感が高まる。
パッケージを開けると、その瞬間ふわっと唐辛子の匂いがあふれ出てくるが、身の危険を感じるレベルではない。やはり黒幕は別添えの“辛さ10倍パウダー”なのだろう。このパウダーを袋に開け、シャカシャカと振ってスナックにまぶしてからいただく。
ハバ盛スナックをつまみ上げてみる...と、「ゲホゲホ!」顔に近づけただけで咳き込んでしまった!まだ何もしていないのにむせる。なんだこれは。予想をはるかに超える刺激。鼻に近づけて匂いをかぐなんてことは絶対に NG だ。
スナックをよく見ようとして顔付近での滞空時間が長くなると、どんどん目と鼻が痛くなってくるので、余計な時間はかけず素早く口へ放り込んだ方がよさそうだ。
口に入れると、まずは鼻腔を刺激される。泣きたいときに感じる「つーん」というアレだ。それから鼻と喉の奥がチクチクして、くしゃみと涙が出てくる。パウダーが舌に触れると、口じゅうに辛さとしびれが広がる。唐辛子ってあとからジワジワと辛くなってくることが多いのに、これは一瞬にして辛さを感じ、顔から全身にかけて熱くなってくる。
今回の実食体験をふまえ、筆者なりに考えた「ハバ盛の正しい食べ方」は次のとおりだ。食べ方を間違えなければ美味しく味わえるので、もしこれからチャレンジしようという方がいたら参考にしてみてほしい。
1. 2~3回、深呼吸をする
2. ハバ盛から離れた位置で大きく息を吸い込み、止める
3. ハバ盛をつまみ、出しうる最速のスピードで口へ運ぶ
4. 鼻からゆっくりと息を吐きながら噛んで食べる
5. 完全に飲み込んだら息を吸い、後に残った辛さを楽しむ
これで、(ほぼ)むせずに美味しく食べられるはずだ。
なお、辛いものが苦手な人は本当に気を付けた方がいいが、たとえ辛いものが得意であっても、パウダーを一気に入れず様子を見ながら少しずつ足していくことをお勧めする。
また、ご想像に及ぶとは思うが、2個以上のまとめ食いは非常に危険なので、うっかりテレビを見ながら食べたりしないようにしてほしい。ハバ盛に全神経を集中させよう。