同フェアでは、各大学で研究・開発された技術を用いた食材や、産学連携により開発された商品などが販売される。
慶應義塾大学は、同大学発のベンチャー「AISSY」と共同開発した味覚センサーを利用して開発、ブランド化した牛肉「35日氷温うまみ熟成牛肉」を販売。東京大学は、バイオマスエネルギーの研究過程で得た知見を利用して育てた海草「伊豆大島産シーパイン」を携えて初めて参加する。これらは、イートインの「東京六大学コラボ定食」にも使用されている。
全国で唯一の繊維学部を持つ信州大学は、桑の葉入りかりんとう「信州大学くわりんとう」を出展。佐賀大学は、砂漠化にともなう塩類被害への対策を研究する中で“野菜化”に成功した「バラフ」や、初の国産グレープフルーツとして品種登録した「さがんルビー」を販売する。
イートインでは、東京六大学がコラボしたオリジナルメニュー「東京六大学コラボ定食」(各日100食限定)や、石巻専修大学が地域の生産者や被災企業と連携して開発した「石巻・飯野川発 サバだしラーメン」などが楽しめるそう。
また、5月29日から6月1日までの各日13時~18時の間、出展大学の教授が「食の研究」について話すイベントも開催されるとのこと。