ところで、筆者がずっと気になっていたお菓子があるんです。テレビなどのメディアにもたびたび取り上げられている旬風(しゅんぷう)の「室町 半熟かすてら」!カステラなのに洋菓子みたいなこのスイーツ、これなら母の日にも幅広い年代の女性に贈れそう!?

という名目を勝手に付けて、JR 東京駅構内にある HANA SYUMPOO へ買いに行ってきました!価格は税込1,296円、直径はおよそ14センチで手土産にもぴったりなサイズ感です。

「カステラ」の原型となるお菓子が日本に伝わったのは、室町時代末期。「パンデロー」と呼ばれるお菓子だったそうです。そのパンデローに和三盆糖と塩を合わせ、微妙な火加減で焼き上げたのが「室町 半熟かすてら」なのだとか。

冷えたままナイフを入れてみると、しっとりねっとりとしたカステラの “濃厚な重み” が感じられます。ていうか、これは明らかにカステラの感触じゃないぞ!
そして今にもしたたりそうな、黄金に輝くとろとろの断面が現れました!

フォークですくって一口。和三盆の奥ゆかしい香りがぱっと広がり、下はひんやりしっとり、上に向かって徐々にとろ~り半熟になっていく不思議な食感です。繊細でとろけるような舌触り...これはカステラというより、まったく別物の新感覚スイーツ!


半熟かすてらは、温めて食べても美味しいんです。お皿に移してラップをかけずに50秒前後チンすると、さっきよりもふわふわとしたエアリーな食感に。卵の風味がさらに増して、スポンジケーキのようなちょっぴり洋風な味わいが楽しめます。


冷やしても温めても、どちらも甲乙つけがたいくらい美味しいので、半分ずつ食べ方を変えてみるのもいいかもしれませんね!


なお、買ってみたいけれど店舗が近くにない!という方は、旬風のオンラインショップでも購入できますのでチェックしてみてくださいね!