世界遺産なんてどうかな。去年は富士山と和食の2つも登録された世界遺産ラッシュだったし、ラッシュといえばゴールド ラッシュ、ゴールドといえばシルバー、と強引な連想ゲームの果てに辿りついた島根県大田市にある石見銀山。ここで、GW の始まる4月26日に「タケノコ採り大作戦 Part1(モウソウチク編)」というイベントを見つけました。世界遺産でタケノコ採りってどういうこと?

(出典:石見銀山世界遺産センター)
石見銀山世界遺産センターさんによると、石見銀山の周辺は竹が生い茂っていて、これを放置すると遺跡が覆い隠されたり壊されたりしてしまうらしい。そこで、タケノコのうちに採って「遺跡をまもろう♪」というのが「大作戦」の趣旨。そして、参加者に手伝ってもらおうというわけです。
参加費用は1人500円。これだけで、タケノコが採り放題。しかも、採ったタケノコは持ち帰れるので、文字通り煮るなり焼くなり好きにできます。あ、ただ、食べておいしいサイズのだけじゃなくて、食べられないような大きいのも採って遺跡の保全に協力しましょう。
今回 Part1 で採るのはモウソウチク(孟宗竹)。明日の都合が悪くて参加できなくても大丈夫です。6月1日に「Part2(ハチク編)」も予定されているから。「ハチクは柔らかく、えぐ味も少ないので食用にぴったり」とのことなので、モウソウチクより狙い目かもしれません。ちなみに、ハチクは「淡竹」と書きまして、「破竹」ではありません。って、僕もたった今知ったのですが。
石見銀山世界遺産センターはタケノコ採り大作戦を毎年実施しており、昨年のようすを見ると、とっても楽しそうです。タケノコ好きで GW の予定を決めていないなら、参加してはどうでしょうか。

(出典:石見銀山世界遺産センター)