最近注目度があがっている上陸グルメ「マラサダ」。“ポストパンケーキ”ともいわれており、ふわっふわの新食感が楽しめるのだとか。いったいナニモノなのか気になったえん食べ編集部、横浜にある行列店「レナーズ」に行ってきましたよ!

ハワイ生まれの「マラサダ」ってナニモノ?
ハワイ生まれの「マラサダ」ってナニモノ?

◆マラサダって何?


マラサダは、ハワイで人気の揚げパン。カリッと揚げた生地に、砂糖をまぶしたものです。ポルトガルで生まれ、移民とともにハワイへ渡ったといわれています。

今回訪れた「Leonard's(レナーズ)」は、1952年にハワイ・オアフ島で創業した老舗ベーカリー。マラサダのパイオニアといわれており、ハワイでは一番人気の有名店なのだとか。日本では、2008年に1号店「レナーズ 横浜ワールドポーターズ店」がオープンしました。

横浜ワールドポーターズ店は先日 TV 番組で紹介されたこともあり、春休みは行列が絶えず、30分待ちなんてこともあったそう。でもえん食べ編集部が訪れた平日の夜は、ほとんど並ばずに買えましたよ。

休日には30分以上の行列も…
休日には30分以上の行列も…

フレーバーは全部で4種類あります。シンプルな「レナーズ マラサダ」2種(各160円/税込)と、クリーム入りの「レナーズ マラサダ パフ」2種(各220円/同)です。

◆ふわっふわのシンプルなマラサダ

まずは、シンプルなマラサダをいただきます。「シュガー」と「シナモンシュガー」の2種が販売されています。

表面を見てみると、丸い生地に、溶けて見え辛くなっていますが砂糖がまぶしてあります。確かに、揚げパンのような見た目。ふんわりと甘い香りがただよってきます。

(砂糖が溶けて見えないよ…!)
(砂糖が溶けて見えないよ…!)

そのウワサの食感はというと…想像よりもモッチリとしていて、でも軽い食感。サックリとも表現できる食感と味わいは、パンよりもドーナツに近い印象を受けました。“揚げドーナツ”と表現する人がいるのも納得できます。

生地そのものは甘くなく、まぶしてあるシュガーがしっかりと生きています。そのため、シナモンの香りが引き立つシナモンシュガーはオススメです。決して小さいわけではありませんが、何個でもペロリと食べてしまえそう。

想像よりもモチモチ
想像よりもモチモチ

今回はオフィスまで持ち帰ったため揚げたてを食べられず、ウリである“外側はカリッと、内側はふんわりと”を十分に楽しめなかったのが残念でした。買ってすぐに揚げたてを食べてみるべきでした…反省。レナーズは“揚げたて”がウリのショップなので、皆さんはぜひ揚げたてにかぶりついてくださいね。

◆クリーム入りの「パフ」も

ノーマルなマラサダとは別に、クリームの入った「パフ」も販売されています。フレーバーは、4月末まで限定の「チョコレート」と「ハニークリーム」の2種。

ハニークリームは、はちみつの風味がかなり強め。外側の砂糖と合わせて、ちょうど良い甘さになります。一方チョコレートは、甘さを抑えたビター目の味わい。食べやすい甘さと苦さでしたが、チョコレートの味がもう少ししっかりと感じられてもよかったかも。

はちみつ香るハニークリーム
はちみつ香るハニークリーム


チョコレートも期間限定!
チョコレートも期間限定!

なお、期間限定フレーバーが販売されていないときは「カスタード」が販売されているようです。

ちなみに、同店にはマスコットキャラクターがいます。マラサダ専門店なのでマラサダがモチーフなのでしょうが、筆者にはじゃがいものように見えてしまいます…。店頭では彼らのグッズも買えるようなので、マラサダファンになった方はぜひゲットしてください!

じゃがいもじゃなくて、マラサダ
じゃがいもじゃなくて、マラサダ