三越の顔「ライオン像」が、今年で100歳となります。それを記念して、日本橋三越本店(東京・日本橋)には、「大感謝祭」として4月1日から8日までユニークな “ライオングッズ” 3,000種以上が登場します。

スタートに先がけて3月にはメディア向けの展示会・試食会が開かれ、各店のライオンたちが一足先に披露されました。


あっちもこっちもライオンだらけ!
あっちもこっちもライオンだらけ!

◆ 森永と奇跡のコラボ

目玉企画は、同じく100歳を迎える「森永ミルクキャラメル」とのコラボ。特製スイーツが販売されるほか、期間限定のカフェもオープンします。

カフェは、この大誕生祭のメイン会場となる本館1階の中央ホールにオープン。森永ミルクキャラメルの濃厚な味わいが楽しめるスイーツ「森永ミルクキャラメルプチケーキ」や「森永ミルクキャラメルエクレア」、特製ラテなどが販売されます。スイーツ2商品には、チョコレートで作ったライオンの顔がのっていて、見た目にもコラボ感が楽しめる商品。

おなじみ「森永ミルクキャラメル」の濃厚な味わい
おなじみ「森永ミルクキャラメル」の濃厚な味わい

さらに、これらのスイーツは、本館地下1階 銀座線口でも販売されます。ここでは100年前の菓子缶を復刻した記念缶なども併せて販売されるそうです。

両社は、“100周年”というつながりだけでなく、明治時代には同じ画家の絵を広告に使っていたなど、不思議な共通点もあるそう。中央ホールでは、これらの貴重な資料も展示されるとのこと。

◆ 和菓子

地下の食品フロアには、和菓子や洋菓子、お惣菜店まで、各店が製作したオリジナルのライオンたちが並びます。

和菓子コーナーに登場するのは、菓匠花見の上生菓子「雷音」(300円)、KITAYA 六人衆「ハートフルライオンのどら焼き」(200円)など。有名店・文明堂でも、翼のあるライオンが描かれたカステラ(1,500円)が販売されます。

名物、文明堂のカステラもライオンプリント
名物、文明堂のカステラもライオンプリント

御菓子つちや「ライオン羊羹 威風堂々」(325円)は、三越のライオン像を 3D プリンタの技術で再現した羊羹。金箔入り琥珀羹、紅羊羹、ホワイトチョコ羊羹など5種が展開されます。それぞれ、本体カラーに合わせた箱に入っています。バイヤーさんオススメの一品。

凛々しい姿を再現
凛々しい姿を再現

1個ずつ、カラフルな箱に入っています
1個ずつ、カラフルな箱に入っています

筆者のお気に入りは、新宿中村屋の月餅。特別に製作した木型を使った「オリジナル月餅 スマイルライオン」(120円)には、11種のフルーツの砂糖漬けやナッツを練りこんだあんが入っていて、ちょっぴり洋風の香りがします。また、専門店が手がけるあめ細工は、ひとつひとつ手作りで仕上げられているそう。よく見ると指紋がついていたり、職人さんの息づかいが感じられます。

月餅にもライオン
月餅にもライオン

あめ細工もライオン
あめ細工もライオン

◆ 洋菓子

洋菓子コーナーには、上野風月堂やモロゾフなどの人気商品を詰め合わせた「洋菓子獅子記念缶」(1,000円)や、ライオンの顔をかたどったクッキーサンド「らいおんさんど」(278円)などが登場します。

「らいおんさんど」の中はナッツクリーム
「らいおんさんど」の中はナッツクリーム

ブールミッシュの「スマイルライオンマカロン」(3個入り/600円)は、黄色いシトロン(レモン)と、クリーム色のヴァニーユ(バニラ)の2種が用意されています。しっとりしながらもほろっととける、ティータイムにピッタリのスイーツです。

お土産にマカロンはいかが?
お土産にマカロンはいかが?

◆ 和惣菜

和惣菜のコーナーでは、キャラクター弁当で老舗の味を楽しめます。壷屋「ライオン稲荷弁当」(550円)、両国茶屋「ライオン2色丼」(600円)、たもかみ「ライオンおこわ弁当」(650円)、なだ万厨房「スマイルライオンののり巻」(600円)など、いつもの店頭では見かけない可愛らしいお弁当が並びます。

老舗惣菜店にも、かわいいライオン商品
老舗惣菜店にも、かわいいライオン商品

たてがみも顔も稲荷すし「ライオン稲荷弁当」
たてがみも顔も稲荷すし「ライオン稲荷弁当」

まい泉の「たまとろメンチかつ」(380円)は、ワンハンドで食べられるお手軽メニュー。とろりと流れる黄身がたまりません。ライオンの焼印がかわいらしい商品です。

とろ~りたまごが絶品!
とろ~りたまごが絶品!

◆ 全国銘菓展も参加

さらに、三越の名物催事「全国銘菓展」(4月1日~7日)でも100周年をお祝い。全国各地から集まる和菓子の名店が作った、ライオンモチーフのお菓子が楽しめます。注目は、平安堂梅坪(広島)の「三越オリジナル上生菓子獅子(ライオン)」(300円)など、ユニークな上生菓子たち。いずれも数量限定で販売されます。

全国各地の名店も参加
全国各地の名店も参加

また、銘菓展会場にライオン像とともに展示される「等身大のチョコレート製ライオン」は必見。大型工芸菓子のプロ、お菓子の香梅(熊本)の工場長が、ライオン像をくまなく採寸し、約2か月かけて作られたそうです。

◆ 飲食店以外もライオンだらけ

もちろん、飲食以外の店舗にもライオンたちが登場します。こちらも、ここでしか買えない商品ばかりですよ。

トリンプ「ライオン像ブラジャー」(左)、「ミッフィー×ライオン マスコットキーチェーン」(右)
トリンプ「ライオン像ブラジャー」(左)、「ミッフィー×ライオン マスコットキーチェーン」(右)

また、通常より5体多い7体のライオンが展示されたり、屋上ではライオンに扮したワンちゃんが集まるイベントが開かれるなど、楽しい企画も用意されています。三越がライオンだらけになる一週間、目一杯楽しんでくださいね。