商品を見てみると、よく見かけるフルーツサンドにはあるまじきビジュアル。大きないちごの断面がゴロゴロと顔をのぞかせています。数えてみると全部で6面(?)。計3粒分のいちごが使われているようです。
…あれ?“3.5粒分”のうちの“0.5”が見当たらないぞ。しかも、サンドイッチは2個あるから、1個あたり0.25粒分…なんとも中途半端ではないですか。怪しすぎる。
そんなことを思いながら商品サイトをのぞいてみると、気になる文章を発見。「後ろの角まで、いちごがみっちり」と書かれているのです。これはもしや、あそこにいちごが…?ほんの少し期待しつつ、分解してみることにしました。
袋から取り出して、パンを1枚めくります。この商品は、ホイップクリームとカスタードの W クリーム使い。えん食べ編集部がめくった側は、ホイップクリームでした。
ここで、角をよーく見てみると…何やらふくらみが。もしかしてもしかするのか。期待が高まります。
ドキドキしながらフォークを突き刺してみると、やっぱりいちごでした!
半分の半分、つまり“0.25粒分”は、ここに隠れていたんですね。「角までおいしく」という、ローソンの思いやりでしょうか。影の功労者だな、“0.25粒分”のあまおう。
せっかくなのでサンドイッチの形で食べなければ!と思ったので、元の形に復元していただきましょう。あまおうの濃厚な甘みと酸味が広がり、とても贅沢な一品です。パンもしっとりしていて、ショートケーキみたい。価格は295円(税込)とちょっぴり高めですが、きっと食べても後悔しないはず。
それにしてもこのきれいな断面、どうやってカットされたのかが気になります。とてもよく切れる刃物を使っているんだろうな…。