たとえば、緑色で細長く、プツプツとトゲがある(ように見える)ものといえば…そう、「キュウリ」――なのだが、実は皮をむくと、その正体は「バナナ」なのだ!


同メディアによると、これらの作品を作ったのは、東京生まれのアーティスト Hikaru Cho(ちょう ひかる)さん。彼女はアクリル系塗料を使い、さまざまな野菜や果物を “見た目とはちがう” ものにペイントすることで、他にはないユニークでインパクトのある作品を生み出している。


彼女の手にかかれば、バナナはキュウリに、卵はナスに、トマトはオレンジへとその姿を変える。日常的に口にしているものが、実はまったくの別物かもしれないという、私たちの「食」に対する先入観への皮肉(良い意味で)のようにも思える。
「It's not what it seems」について、同メディアは次のように伝えている。
「この作品シリーズは、我々が日々食べているものについて、もう一度考え直すきっかけをくれる。
あなたが今度オレンジを切るときにも、きっと何かを考えさせることだろう」


※画像の出典は、すべて hikarucho.com