ロッテリア各店で、ロッテのチョコレートブランド『ガーナ』とコラボした「チョコ&ハニーマスタード グリルチキンバーガー」が、2月6日に発売されました。単品価格は390円です。
チョコレートってバーガーと合うのでしょうか。気になったえん食べ編集部は、さっそくロッテリアに突入。ウワサの“チョコバーガー”と一緒に、期間限定で販売されている「つけポテ(ガーナ ミルクチョコレート)」(340円)も注文して、フルコース気分を楽しむことにします。
待つこと5分弱。“チョコレートフルコース”がのったトレーを受け取ります。その上を見てみると、バーガー、ポテト、ドリンク、つけポテ用カップと、「ガーナミルクチョコレートソース」と書かれた銀色の包みが2つ。…ん?2つ?
実はこのバーガー、もとからチョコレートソースがサンドされているのではなく、新たに登場した「ハニーマスタードグリルチキンバーガー」(単品340円)に、「チョコレートソース」を自分でトッピングして食べるという仕組みだったみたい。もう1個のチョコレートソースは、つけポテ用。同じソースだったんですね…。
ソースを眺めていてもどうにもならないので、バーガーから食べることにしましょう。少し行儀が悪いですが、包みからバーガーを取り出して、上のバンズをペロリ。商品の見本写真のように、チョコレートソースをサンドしてみました。それでは、いただきまーす!
…正直に言いましょう。チョコレートソースをかけない方が良かった!! え?予想通りだって?
まず、チョコレートソースは、「ガーナ ミルクチョコレート」を使ったというだけあってかなり甘め。なめらかに仕上げられているぶん、甘さが引き立っているような気がします。
この甘~いソースが、レタスと驚異的に合いません。ハニーマスタードソースとも驚くほどミスマッチ。粒マスタードの爽やかな辛さを引き立てるはちみつの香りが見事に消されてしまいます。ジューシーで肉厚なグリルチキンパティ、シャキシャキのレタス、爽やかなハニーマスタードソースと、バーガーそのものはとても美味しいだけに、残念な味わいでした。
しかし、食べている途中で、「これ、チョコレートソースをサンドする場所が悪かったのではないか?」とひらめいた筆者。バーガーをひっくり返して、下のバンズとチキンの間に挟んだら、チョコレートソースの甘さとチキンの味わいがうまく融合するのではないでしょうか。次の機会に試してみます。
一方つけポテは、付属のタルトカップにチョコレートソースを入れ、ポテトをつけながら食べる商品。ポテトとチョコレートという組み合わせそのものは、チョコがけポテトチップスなどで見たことがあるのですが、フライドポテトをチョコレートソースにつけるのは初めての体験です。
こちらは、ポテトの塩加減とチョコレートの甘さのバランスがよく、サクサク食べ進められます。ミルクチョコレート慣れしていない筆者(ビター派なのです)は途中でギブアップし、何もつけずに食べましたが…。ソースがもう少し苦めだったら美味しく食べられたかも。
最後に、余ったチョコレートソースはカップごと食べてしまいましょう。フルコースを締めくくるデザートです。タルトカップはほんの少し塩味がするものの、無味に近いので、甘いチョコレートソースたっぷりでも美味しく食べられます。ソースはまったりとしているので、逆さに向けなければ、カップから流れ出ることもないでしょう。これは、美味しかった。
ロッテリアではこのほか、『ガーナ』とのコラボメニューとして、「ガーナ ミルクチョコレートパイ」(150円)、「ガーナ ミルクチョコレートシェーキ」(240円)も販売されています。これらも組み合わせると、かなり糖分高めなフルコースとなりそうです。ジャンク臭たっぷり!
なお、チョコ&ハニーマスタード グリルチキンバーガーは2月下旬まで、ほかのサイドメニュー3種は、2月中旬までの販売予定です。気になる方は、早めに試してみて下さいね。