ペットというのは、単なる動物ではない。もはや大切な家族の一員だ。ワンコにも人間と同じものを食べてほしいという願いから、ワンコ専用のクリスマスケーキや、お子様ランチならぬ「お犬様ランチ」といった犬用グルメも続々と登場している。


そんな風潮は世界共通のようだ。ドイツで、ペットフード専門の総菜ショップ Pets Deli がオープンした。米メディア Eater.com が伝えている。



同メディアによると、Pets Deli のカウンターにはメニューが書かれたボードが置かれていて、まるでデパ地下にあるおしゃれな総菜屋のよう。ショーケースの中にはワンコも喜ぶお惣菜が多数並べられており、メニューは「肉」「野菜」「炭水化物」の3カテゴリーから選ぶことができるそうだ。


「肉」カテゴリーからは牛肉のほか、ターキーやカンガルー、「野菜」カテゴリーからはブロッコリーやベリー類、「炭水化物」カテゴリーからは米やジャガイモなどが選択できる。さらに、デザートのカップケーキまで用意されているのだとか。惣菜はすべてプロの栄養士が認可したものだそう。価格は3～6ユーロ（約420円～850円前後）で、イートインもテイクアウトもできるそうだ。


ペットオーナー必見の惣菜ショップ、ぜひ日本でもオープンしてほしい！と思ったら、実はすでにイオンモール幕張新都心（千葉県・美浜区）にはペット用のパンやお惣菜が買えるお店 pecos（ペコス）があるではないか。これからはペットと一緒にお茶を楽しめるカフェだけでなく、ペット専用の総菜屋というのもジワジワとメジャーになりつつあるのかもしれない。