だが、栄養ドリンクには“エネルギーチャージできる”という効果の裏側に“副作用”があることを忘れてはならない。

カフェインが多く含まれる栄養ドリンクは心拍を変化させうるという研究結果が、ドイツの Bonn 大学より発表された。英国メディア BBC ニュースが伝えている。
同メディアによると、同大学の研究チームは17名の被験者に栄養ドリンクを飲んでもらい、1時間後の心臓機能を検査した。すると、ドリンクを飲んだ後は心臓の収縮運動がより強まることがわかったそうだ。

これまでは、栄養ドリンクがどのように健康に影響するのかはっきりとはわかっていなかった。だが今回の研究により、コーヒーやコーラと比べて3倍ほども多くカフェインを含む栄養ドリンクが、心臓の収縮運動に一時的に影響を与えることが明らかとなった。
栄養ドリンクによる心臓の収縮運動が日常生活に及ぼす影響や、心臓病を患う人に与えうる影響についてはまだわかっていないそうだ。しかし、子どもや不整脈がある人は栄養ドリンクの飲用を避けるべきだと同チームは警告している。