白いカレーと聞くと、香辛料がしっかり効いたグリーンカレーを思い出すのですが、この商品は“シチュー仕立て”。さらに隠し味にはホワイトショコラが入っているそうです。シチューなのか、カレーなのか…その味が気になります。

担当者に伺ったところ、「チーズと黒胡椒をトッピングするのがオススメ」とのことなので、ちょっぴり疑いながらもチーズを用意。ブランチにいただくことにします。

さっそく温めるぞ!と給湯室へお湯を沸かしに向かったのですが、すっかり忘れていました…。ボンカレーは、発売45周年を記念して、“箱ごと電子レンジで温める”方式に変更されているのです。お湯を沸かす手間はかからないし、約2分で出来上がるので楽チンです。

温めたルーをご飯にかけて完成!じゃがいもやにんじん、見た目からは分かりにくいですが鶏肉も入っていて、ホワイトシチューにしか見えません。湯気からほんのりと感じられるスパイスの香りがなければ、これがカレーであることを忘れてしまいそうです。

気になる味は、とてもマイルドなカレー。隠し味のホワイトショコラのおかげ…かどうかは分かりませんが、ホワイトソースのコクとカレーらしいスパイスの味が混ざりあい、食べやすく仕上げられています。筆者の感覚としては、カレーよりシチューに近い味わいでした。パンやパスタなどにも合いそうです。
と、いうことは…。チーズがものすごく合うに違いない!担当さん、疑ってごめんなさい。さっそくチーズをのせて、電子レンジでもう一度チン。黒胡椒をかけていただきます。
チーズのほどよい塩気に黒胡椒がアクセントとなり、さらにシチュー…というよりは、ご飯があるためドリアのような味になりました。トースターで焦げ目をつけて、本物のドリアみたいにしてもおいしいかも。

マイルドな「白いボンカレー」は、冬限定。想定価格は168円です。シチューかカレーか決められない!といったときや、ちょっとしたホワイトソースが欲しいときにも活躍するかもしれません。