日本で食べられているのは、ムシはムシでも「昆虫」ではなく「ミドリムシ(別名:ユーグレナ)」。これ、藻の仲間なんです。「ミドリムシ」には、美容にも良いとされるビタミンやミネラルをはじめ59種類もの豊富な栄養素が含まれているそうで、ちまたでは女性を中心にじわじわとその知名度を上げているようです。
栄養満点の「ミドリムシ」、いったいどんな味なのか気になる!ということで、さっそく「ミドリムシ」が入ったスイーツ2種を食べてみることに!
■ 「ミドリムシ」のムースを食べてみた
まず、自由が丘スイーツフォレスト内『ベリーベリー』で販売されている「ユーグレナ・ショコラと苺のムース ヴェリーヌ仕立て」を食べてみます。
「ユーグレナ・ショコラと苺のムース ヴェリーヌ仕立て」は、ユーグレナ・ファームの緑汁とホワイトチョコレートを合わせたムースの上に、苺のムースを重ねたヴェリーヌ。ピンクとグリーンの2層が、春を思わせるような色合いですね。価格は520円です。
苺のムースはちょっぴり酸味があって、口に入れた瞬間にふわっと溶けます。トッピングされた苺とラズベリーの酸味も、ムースの甘さを引き締めてくれています。「ミドリムシ」ムースはどうかというと...むむ、これは「抹茶」味だ!ちょっぴりほろ苦くてコクのある抹茶のような味がします!飲めるくらいトロトロの「ミドリムシ」ムースに、ふんわりとした食感の苺ムースが重ねられ、絶妙な口溶けです。
■ 「ミドリムシ」のサブレを食べてみた
続いて、自由が丘の洋菓子店『モンサンクレール』で販売されている「サブレ ユーグレナ」を食べてみます。
「サブレ ユーグレナ」は、辻口茶園の抹茶と宇治抹茶をブレンドし、ユーグレナ(ミドリムシ)を練り込んで作られたサブレ。価格は1枚100円です。
中に3~5ミリ大の大豆パフが練り込まれていて、サクサクの食感を生んでいます。程よい塩味が抹茶の奥深い風味をさらに引き立て、大人の味に仕上がっています。「ミドリムシ」らしき味は、しません。
■ 結論「ミドリムシ」の食べ物はおいしい
「ミドリムシ」の味は、ワカメやこんぶのような海藻の味、もしくは青汁のような青っぽい味を想像していましたが、そんなことはまったくありません。抹茶入りの「サブレ ユーグレナ」はともかく、「ミドリムシ」のムースも味は「抹茶」と変わりませんでした。
ちょっと肩すかしを食らったような気分だけど、こんなに美味しくて体にもいいなら、いくらでも食べれちゃいますね!「ムシ」と聞いて怯えることなかれ、気になった方はぜひ試してみてくださいね!