そんな紅茶の季節に、フォション(FAUCHON)は、新作フレーバーティーを発表してくれました。チョコレートエクレアティー「エクレール・オ・ショコラ」(80g / 2,625円)とパリの庭「ジャルダン・ア・パリ」(70g / 2,625円)の2種類です。高島屋や、全国のフォションブティックで数量限定で販売されているそうです。
えん食べでは今回、パリの庭「ジャルダン・ア・パリ」を入手。その味を試してみました。さて、散歩の後の一杯に合う味でしょうか?

フォションさんによれば、ジャルダン・ア・パリは、「たくさんの花に囲まれた、パリの庭を歩く感覚」を表現したフレーバーティー。緑茶をベースにして、バラのドライフラワーとドライパイナップルを加え、ピーチ、アプリコット、はちみつの香りをブレンドしたそうです。
パッケージを開けてみると、確かに、ドライフラワーが贅沢に入っているのがわかります。これは期待できます。

お茶をいれ、カップに注ぐと、フルーツの香りが広がります。意外にも、バラの香りはそれほど強くありません。それよりも、フルーツの香りが勝ってます。見た目は、緑茶。味も緑茶です。でも口に含むと、緑茶の香りに加え、ピーチやアプリコットなどの香りが広がります。

フォションのフレーバーティーには、癖が強めのものが多いですよね。好きな人は本当に好き。でも、香りがちょっと…という人がいるのも事実です。そんな中、ジャルダン・ア・パリは、フォションのフレーバーティーとしては比較的癖が少なめ。万人におススメできる商品だと思います。
さて、えん食べではもう一種類、「チュイルリ―公園の散歩」というフレーバーティーも入手しました。これは新製品ではなく、昨年10月に発売されたもの。でも、「秋のお散歩」っぽかったので、選んでみました。

フォションさんによれば、これはパリのルーブル美術館に近いチュイルリ―公園をイメージしたフレーバーティ。日本ではまだあまり飲まれていない白茶(しろちゃ)をベースに、バラのつぼみでチュイルリ―公園のバラ園の香りを表現しているのだそう。その他、果実園のかんきつ類の香りや、夏の移動遊園地の綿菓子の香りなどもブレンドされているのだとか。

ここをイメージしながら飲んでみましょう!(写真は、Wikipedia から)
パッケージを開けてみると、こちらにもたくさんのドライフラワーが入っているのがわかります。また、小さなハート型の何かも。かじってみると、味はガムみたい。これが綿菓子の香りを出すのでしょうか?

ハート型のなにかも?
お茶をいれ、カップに注ぐと、バラの香りが広がります。フルーツの香りも、綿菓子の甘い香り(?)もしますが、バラが圧倒的。パリの庭「ジャルダン・ア・パリ」と、バラのつぼみの量は変わらないのですが、その香りの強さはまったく違います。

お茶の色は、「ジャルダン・ア・パリ」よりも若干薄め。これが白茶というものでしょうか?味と香りは、ほんのり”発酵茶”です。そこに、バラの香りが加わる感じ。「ジャルダン・ア・パリ」より癖は強めなので、飲む人を選ぶかも?でも、好きな人は、きっとすごく好きだと思いますよ。
散歩が趣味の方にも、そうでない方にも、ちょっとお高めお値段のフォションの紅茶。これからの季節には良いかもです。