パンケーキのようにも見えるけど…
パンケーキのようにも見えるけど…

Eggs'n Things、bills、Cafe Kaila など、有名パンケーキ店のひしめく原宿・表参道エリア。“パンケーキの次はフレンチトースト”なんて言われ、パンケーキも気になるけどフレンチトーストも気になる今日このごろですが、表参道キャットストリートに気になる看板を発見。

「フレンチトースト+ドーナツ+クレームブリュレ」という説明の下に描かれたメニューの名前は、「French donut(フレンチ ドーナツ)」

なんだこれは…フレンチトースト?ドーナツ?しかもクレームブリュレ?? 想像できるような、できないような。でもきっと、美味しそうな食べ物ばかりの組み合わせだから、美味しいスイーツに違いない!

気になったら入ってみるのがえん食べ編集部。未知のスイーツにドキドキです。

◆“白”が基調のオシャレ空間

お店の名前は「Le Ciel Blanc GARDEN HOUSE Cafe(ルシェルブラン ガーデンハウスカフェ)」。レンガ造りの壁に白い門、その奥にはオシャレなエントランスと手書き看板が見えます。

白いアーチとドーナツの看板が目印
白いアーチとドーナツの看板が目印


オシャレ…!
オシャレ…!

エントランスに立って扉に手をかけると、店中の階段に何やら文字が。『↑wedding salon/↓ cafe』…え?ウェディングサロン?
 
wedding という文字に緊張…
wedding という文字に緊張…

実はこのカフェ、向かいにある結婚式場「ルシェルブラン」を運営する会社が作ったお店。2階はウェディングサロン、3階は控え室になっているそうです。『Wedding』にはまだまだご縁がなさそうなので、少し緊張ながら扉を開けます。

カフェとなっている地下1階に降りると、こぢんまりとしていますが、白を基調とする落ち着いた空間が出迎えてくれます。
 
天井の高いカフェスペース
天井の高いカフェスペース

◆“大豆ドーナツ”って何?

階段を下りた正面にあるショーケースに並ぶ9種類のドーナツ。すべて“大豆ドーナツ”だというのですが、そもそも大豆ドーナツって何でしょう。おからドーナツや豆腐ドーナツとは違うの?
 
トレーの形がオシャレ
トレーの形がオシャレ

“大豆ドーナツ”と聞いて、ピンときた方はいらっしゃるでしょうか。なんとこのドーナツ、麻布十番の人気ドーナツショップ「nico ドーナツ」と提携して製造・販売しているものなんだそうです。

nico ドーナツの大豆ドーナツは、自然の素材にこだわり、国産大豆のペーストや雑穀パウダーなどで作ったドーナツ。この大豆ペーストには、皮も含めて大豆まるごとの栄養素が含まれており、タンパク質や食物繊維などが豊富。カラダに嬉しい ドーナツです。

さらに、大豆ペーストを使うことで油分を吸収しにくくなり、外側はサックリ、中はもちもち食感になるそうです。

現在 GARDEN HOUSE Cafe で販売されているのは、プレーン(160円)に加え、「きなこミルク」「メープルナッツ」「シナモンシュガー」「ごまミルク」「エスプレッソ」「バニラ シュガー」(各180円)、「抹茶」(220円)の計9種類。今後、季節限定フレーバーも販売する予定だそうですよ。

1個に11個分の大豆入り シンプルな「プレーン」
1個に11個分の大豆入り シンプルな「プレーン」


スペイン産チョコ使用 「チョコレート」
スペイン産チョコ使用 「チョコレート」

ショーケース横にはレジがあり、テイクアウトもできるほか、店内で好きなドーナツとドリンクを楽しめます。大豆ペースト入りのヘルシーな「SOY スムージー」も人気があるそうです。

◆「フレンチドーナツ」と対面!

さて、大豆ドーナツの謎が解明されたところで、いよいよ「フレンチドーナツ」の謎に挑戦。レジでオーダーと会計を済まし、席で待ちます。

待つこと約10分。出来立てほかほかのフレンチドーナツが運ばれてきました!生クリームやバニラアイス、いちご、ブルーベリー、バナナ、キウイなどのフルーツが添えられ、キャラメルソースがデコレーションされています。ほかほかすぎてクリームが溶け、トッピングがずれてしまっているのはご愛嬌。

お、おいしそう…!
お、おいしそう…!

全体像からは“ドーナツらしさ”が伝わりにくいですが、ナイフを入れてみると、中心が空洞になっています。おお、本当にドーナツだった!

あ、ドーナツ
あ、ドーナツ

一口食べてみると、ほろっと舌の上で溶けて濃厚なバニラの香りが口の中に広がります。パンで作った「フレンチトースト」は、もちもちふんわりといった食感ですが、このフレンチドーナツは、ドーナツのサックリ食感も生きたなんとも言えないふわっとほろっと食感が楽しめます。

そして、特徴的なのがその味。生地をつけるアパレイユ(液)が、クレームブリュレ仕立てとなっているんです。濃厚でまろやかな玉子の味わいがたまりません。もちろん、生クリームやバニラアイスとの相性も抜群!

大豆ドーナツをクレームブリュレ風に仕立てた、フレンチトーストならぬフレンチ“ドーナツ”。ありそうでなかった絶品スイーツです。

ほろっと溶けるんです、ほろっと
ほろっと溶けるんです、ほろっと

◆フレンチドーナツ誕生秘話

この素敵なスイーツ、一体どのように生まれたのでしょう。メニューの開発者がたまたまドーナツを揚げていらっしゃったので、開発秘話を聞いてみました(お仕事中すみません)。この方、生粋のフレンチシェフ。ルシェルブランでは、式で提供する料理を担当されているそうです。

まず、ルシェルブランのカフェを作ることが決まったとき、スタッフの一人が nico ドーナツの大ファンだったことから、nico ドーナツと提携。技術提供などを受けて、ドーナツショップにすることとなったそうです。

そして、近くにあるフレンチトースト専門店の前を通るたびに「いい匂いだな」と思っていたシェフが、『同じ小麦粉を使っているし、ドーナツでもフレンチトーストのようなものができるのでは?』と思い立ち、大好きなクレームブリュレと組み合わせてみた結果、このようなフレンチドーナツが完成したそうです。

関わるスタッフの大好きなものが組み合わされ、誕生したスイーツだったんですね。三人寄れば文殊のなんちゃらとは、まさにこのことでしょうか。

◆これから変化し続けます!

実はこのカフェ、6月15日にオープンしたばかり。店内もメニューも、“まだまだこれから”なものが多いそうです。

“白”と“アンティーク”にこだわった内装は、これから更に増やしていく予定で、『女性がかわいいと何回言えるか』をモットーに、素敵な店内にしていきたいとのことです。今は真っ白の壁も、かわいい小物や絵でディスプレイされる日が来るのでしょうか。楽しみです。

あの壁には何が飾られるのだろう…
あの壁には何が飾られるのだろう…

また、フレンチシェフの腕を活かした、デパ地下のようにお惣菜を選べるランチ、結婚式場のパティシエが作るスイーツの販売なども計画しているそうです。GARDEN HOUSE Cafe、これからが楽しみなお店です。

営業時間は11時~19時。結婚式場ルシェルブランの向かいにある、レンガ造りの建物です。買い物帰りに立ち寄る人が多く、夕方からは少し混み合うそうですが、午前からランチタイムにかけては空いているそうです。フレンチドーナツはもちろん、大豆ドーナツも絶品なので、ちょっとしたお持たせにもよさそうです。

何はともあれ、ドーナツでもフレンチトーストでもクレームブリュレでもない「フレンチドーナツ」、人気スイーツになりそうな予感…!