
Jung さんは、食べるのが好きなどの理由で意図せず"太ってしまった"わけではない。努力して、わざと太っているのだ。

Jung さんの一日の摂取目標カロリーは、5,000キロカロリー。これを実現するために、朝食からワッフル、クリームチーズ、ベーコンなどを食べ、その後マクドナルドに向かってハンバーガーを食べるという。おやつとして一日中チーズをつまみ続け、夕食にはピザなどカロリーの高いものを摂取する。

それでも5,000キロカロリーを達成できなかった場合、ボーイフレンドである Johan Ubermen さんに頼み、ジョウゴで無理やりミルクシェイクを飲ませてもらうそうだ。

このような努力の結果、彼女の体重は着実に増加。現在の104キロにまで到達したという。
ではなぜ Jung さんは体重を意図的に増やしているのだろうか? Jung さんによれば、彼女は「大柄な美女(Big Beautiful Woman:BBW)」として世界的に有名になり、それで大金を稼ぐのが夢なのだそうだ。Jung さんは次のように説明する。
「食事シーンや体重計にのっているシーンを撮影して欲しいというリクエストが来ている。脚本を送ってくる人もいる。そのリクエストに答えれば、1か月に最大で1,000英ポンド(およそ15万円)稼ぐことができる。でも、私はもっと大金を稼ぎたい」


さらなる大金を稼ぐには、さらに太ることが必要とされるのだそうだ。
女性が太ることでお金を稼げることは理解できなくはない。だが Jung さん自身は、自分の現在の体型に満足しているのだろうか? Jung さんは次のように語っている。
「太れば太るほど私の体はセクシーに見えるし、より女らしい体になっていると感じる」
もちろん、無理に太るのは、体には悪い。彼女の通っている Weight Loss Center の Claude Matar 博士は次のように警告する。
「Jung さんは、寿命を縮めている。彼女は、早死にしてしまうリスクを冒しているのだ。彼女が早死にする確率は100%だ」
それでも Jung さんは太ることを止めない。一日の最後に体重計にのり、体重が増えていることを確認したときは、格別の気分だそうだ。

努力して太る23歳の女性 Tammy Jung さん