米国コネチカット州在住のデザイナー Marshall Jamshidi 氏は、バーにおける化学変化を促進するため、化学実験用ガラス製品のような外観を持つテーブルウェア「Periodic TableWare(周期表テーブルウェア)」を考案した。現在、Kickstarter で出資者を募集している。
Periodic TableWare は、ビーカーのようなワイングラスやウィスキーグラス、フラスコのようなデカンタやカクテル・シェーカー、それにマティーニグラスなどで構成される。Jamshidi 氏は、化学実験用ガラス製品をテーブルウェアにするメリットは2つあると説明している。
1つ目は、化学実験用ガラス製品の機能性の高さ。フラスコもビーカーも、危険な化学薬品の取り扱いで利用されることがある。そのようなケースに備え、薬品がテーブルにこぼれにくい形状となっている。その形状をデカンタやグラスに適用すれば、ワインやウィスキーをこぼす確率も減少するはずだという。
2つ目は、デザイン自体の素晴らしさ。化学実験用ガラス製品は、学校の授業で誰もが一度は目にしたことがあるもの。眺めているだけで懐かしく、隣の人との会話も弾み、人と人との「化学反応」も起きやすいはずだという。
デザインは多少強引だが、会話ははずむ?
目盛りが付いているため、カクテルを作りやすい
Periodic TableWare は、食器洗浄機にも対応予定。資金の調達に成功した場合、今年10月頃からの発売を予定している。
ほぼ、ビーカーそのまま