今年の第4レースの優勝者は、日本から参加した田中智彰さんだった。

えん食べ編集部は、Facebook を通じて田中さんにインタビューを実施。メディアでは報じられない、チーズ転がし祭りの様々な事情を教えて頂いた。
■チーズを転がすのは、最初のレースだけ
田中さんによると、この祭りでチーズが転がされ、参加者がそれを追いかけるのは最初のレースだけなのだという。2レース目以降では、チーズは転がされず、ただ集団で坂を駆け下りるだけの競技となる。
田中さんは、チーズを掴みとり、優勝するつもりで参加した。このため、自分の参加するレースではチーズは転がされないと知ったときには、愕然としたそうだ。
どのレースに出走するかは、参加希望者の行列に並んだ順番で決定されるとのことだ。
■坂を駆け上がるレースもある
このお祭りでは、坂を駆け下りるだけでなく、駆け上がるレースもある。こちらは、男性、女性、子どもの3部門が実施されているという。
この、駆け上がり競技でも、チーズは無縁。なぜなら、自力で坂を駆け上るチーズは、まだ英国には存在しないからだ。
■田中さんは、忍者のコスプレで参加
田中さんはこの祭りに、忍者のコスプレで参加。周囲の子どもたちやメディアから大人気で、写真撮影の依頼が絶えなかったそうだ。

田中さんは、2007年にタレントの宮川大輔さんがこのお祭りに参加し、2位になったことを知って、それを上回る順位を目指して参加したのだそう。つまり、優勝を目指して参加されたということだ。そして、その目標通り、田中さんは優勝を果たした。これは本当に素晴らしい!
田中さん、インタビューへの協力、ありがとうございました。来年はぜひ、早めに並んで第1レースで優勝し、チーズを獲得してください!