同配達員が撮影されたのは、ロシア サンクトペテルブルクにあるビルのエレベーター。配達員は、エレベーター内にいるわずかな時間で、顧客のピザのトッピングを素手で掴み、大胆に口に入れていた。その後、何事もなかったかのように、ピザを顧客の元に配達していたのだ。
さて、この一件は多くの米国メディアに取り上げられ、コメント欄には、読者からの様々な投稿が寄せられている。コメントには、意外にもこの配達員に対して、同情的なものが多い。例えば、次のようなものだ。
・配達員の安い給料を埋め合わせするのに、他にどんな方法があるっていうんだ?
・私は配達員をしていたころ、いつも食べていた。空腹なときに、ペパロニスライスが山ほど乗ったピザを手に持ちながら、それを食べずにいるのがどんなに辛いかわかるかい?
中には、この配達員は正しい措置でレストランを救ったのではないか?というコメントも投稿されている。
・オーダーが間違っていたので、(入っていてはいけないトッピングを食べて)正しいピザにしたかったのではないか。
動画を見ると、配達員がトッピングを選別しながら食べている様子が映し出されているため、このような想像をめぐらした人がでてきたのだろう。
最新のコメントでは、この配達員の時間配分の才能を絶賛している。
・この配達員には本当に才能がある。エレベーターに乗り込んでから目的の階に到着するまでの短い時間に、ピザの箱を取り出し、箱を開け、トッピングをものすごいスピードで食べ、箱を閉じ、シャツの裾まで直してから、本当に何事も無かったかのように、エレベーターを出ている。その時間配分は見事だ。
同配達員の早業は、以下の動画で確認されたい。
Pizza delivery - courier hungry!
動画を見ると、確かにその時間配分が見事であることがわかる。ただ、ピザのトッピングを、素手でほじくり返しているのは、どうひいき目に見てもいただけない。ピザの見た目は間違いなく汚いものになっただろうし、何より不衛生だ。