
この「麺屋武蔵ラーメンバーガー」、なぜか米国のフード関連メディアや Blog サイトで話題になっている。
オタク向けのギークなグルメ情報を提供する「That's Nerdalicious!」は、ラーメンバーガーを次のように紹介している。
「ラーメンは、どんな種類のものであれ、うまいものだ。≪中略≫だが私には、ラーメンパティをバンズに挟むなんて、想像すらできなかった。この天才的な創造物の名前は、『麺屋武蔵ラーメンバーガー』。ファストフードチェーンロッテリアが提供する。
軽く炒めたラーメンパティは、ポークカツレツ(注:正しくはチャーシュー)、マヨネーズとともにバンズに挟まれて提供される。サイドメニューとしてスープもついてくる。うまそうだ!これで、価格は約6ドルでしかない。チェーン店が東アジアにしかないのは本当に残念だ」
ゲームおよびゲイマーの関心事についてのニュースを提供する Kotaku のラーメンバーガー紹介記事は、次のサブタイトルで始まっている。
「起きろ!これは夢じゃないぞ。本当に起きたことなんだ。少なくとも日本では」
Kotaku によるラーメンバーガーの紹介記事には、読者からのコメントが記事執筆時点で47件寄せられている。コメントには、最初は、ラーメンバーガーを賞賛するもの、自分も食べてみたいというものが多かった。
「これは素晴らしいアイディアだ。ちょっと変かもしれないが、私はラーメンをフライにして食べたいと思ったことがなんどかあった」
「うどんを食べたとき、これをフライにして、バターとガーリックそれに照り焼きソースで味付けをし、ねぎやチキンをのせて食べたいと思った。ラーメンバーガーはこれに近い。だが、バンズで挟む必要はあったのか」
だが、コメント欄での議論は「ラーメンバーガーは、やきそばパンに似ている」という趣旨の書き込みがされた後、方向性を見失う。
「ラーメンバーガーは、やきそばパンと同じようなものではないのか?」
「確かにそうだ。麺が炒められて、パンに挟まれているじゃないか」
「ちょっと待て、やきそばパンなんてものが本当に存在するのか?もし本当なら、食べてみたい」
このような一連の書き込みの後、やきそばパンの説明コメントが続く。
「やきそばサンドイッチは、長年コンビニの棚に標準アイテムとして置かれている。≪中略≫日本のセブンイレブンでは、奇妙なサンドイッチと様々な種類のおにぎりが提供されている」
最近の投稿では、ラーメンバーガーを賞賛するコメントは影をひそめ、やきそばパンを批判するコメントが多く投稿され始めている。
「豚肉(チャーシュー)がはさんである分、このラーメンバーガーはやきそばパンよりましだ。炭水化物を炭水化物で挟むなんて、正気の沙汰とは思えない。なのに、なぜやきそばパンはこんなに人気があるのだろう?」

炭水化物 on 炭水化物な、潔い男のメニュー
フードニュースを伝える FOODBEAST は、ラーメンバーガーを送って欲しいと日本在住者に依頼している。
「ラーメンバーガーは6月中旬までの限定販売。日本にいない限りは試すことができない。日本にいる方、ぜひ我々に郵送してください」