レトロな喫茶店って、お洒落だし不思議と落ち着きますよね。鎌倉駅にある「イワタ珈琲店」も、そんな喫茶店のひとつ。それだけで行く価値アリなのですが、なんとこのお店、日本で2番目に分厚いパンケーキを出すお店なんだとか!しかも、2段重ねになっているんだとか!!
でも、日本で2番目の厚さって、一体何センチなんでしょう。これって、気になりません?
…と、気になったら行ってみるのがえん食べ編集部。はるばる鎌倉まで出向いて、測ってきました!

これがうわさの…。
■イワタ珈琲店に到着!
イワタ珈琲店に到着!お店の前には、すでに修学旅行生と思しき制服の女の子たちが行列を作っていました。会話に聞き耳を立ててみると、「ここは有名だからねー」などと喋っています。どこから来た高校生なのかは不明ですが、イワタ珈琲店は全国的にも有名なスポットのようです!
行列は開店直前の時点で14人ほどにもなりました。すごい!
■ついに開店!―庭が見える席が最高!
9時55分、お店はちょっと早めに開店してくれました!入り口で店員さんが注文を取ってくださるのですが、「いまなら10分ほどでパンケーキをお出しできます」とのこと。通常は焼き上がるまで20~30分かかるのですが、どうやら開店直後の時間に合わせてパンケーキを何枚か焼いて準備しているようです。
奥の禁煙席に案内してもらったのですが、ここがなんとびっくり!明るい日が差し込み、ガラス越しに美しい庭園が見える特等席になっていました!レトロな照明で雰囲気のある店内席もいいけど、窓側席の開放感は、ちょっと他の喫茶店では味わえないかも。わざわざ窓側席が空くまで待つお客さんもいるようで、そのための椅子も用意されていました。

こちらは店内席

こちらが奥の禁煙席です

庭はちゃんと整備されていて、お花が綺麗に咲いています!
■パンケーキ、登場
10時13分、パンケーキが登場しました。ほんとうに2段になってます。1枚でも普通のパンケーキの2倍もしくはそれ以上の厚みなのに、2段重ねになっているため、見た目のインパクトは強烈です。

これが、イワタ珈琲店のパンケーキ!
では、測定してみましょう。日本で2番目といううわさは本当なんでしょうか?

いつもの定規で測ります
その厚さ、5.6cm でした。2枚合わせれば、日本で1番分厚いとされる「SONJIN」の5cm を超えています! イワタ珈琲店のパンケーキは2段重ねなので単純な比較はできませんが、でも、それでも、この分厚さは圧巻です!
■実測のあとは、実食!
さて、分厚いことは十分にわかったイワタ珈琲店のパンケーキ。その味はどうなんでしょう?バターをのせ、シロップをかけて食べてみました。
まずは、パンケーキをナイフで2つに切ります。こんがりキツネ色の表面は、やや固め。でも、なかはふわふわです。外はサクッ、なかはふわっ。美味しいパンケーキの鉄則ですね!
味は、「パンケーキといえばこれでしょ!」と言いたくなるような、昔ながらの甘いパンケーキです。表面の香ばしさとサクサクした歯ごたえがたまりません。そしてなかは、ナイフで切ったときの感覚とはちょっと違い、意外としっとり、ずっしりとした食感でした。
このパンケーキ、ボリュームは相当なもの。見ため以上に、お腹にずっしりきます。ひとりで食べるのは、ちょっと厳しい人も多いかも?ふたりでいって、ひとつを分け合うくらいがちょうど良いかもです。
■誰からも愛される、素敵な喫茶店
お客さんは、遠方からはるばるやってきた修学旅行生から、地元のおじいさんおばあさんまで、様々でした。観光客から地元の人まで、世代を超えて愛される素敵な喫茶店、イワタ珈琲店。鎌倉に行ったときには、立ち寄らないと損ですよ。

店内、素敵です

最近、目にすることの少なくなった黒電話
懐かしい!

こちらも最近目にすることが少なくなったレジ
ハンドル式です!