
片手で手軽に食べることができるハンバーガーは、ファストフードの代名詞。しかしこの「モスの菜摘」、レタスではさんでいるため手で食べるのは大変そうだし、もはやハンバーガーなのかも分かりません。
どうにも気になる「モスの菜摘」、さっそく近所のモスバーガーへ食べに行ってきました!
◆緑がいっぱいで目に優しい
オーダーしたのは、モスの菜摘「モス野菜 オーロラソース仕立て」と「テリヤキチキン」の2つ。見慣れたバンズがないことにそわそわします。ハンバーガーというよりは、やっぱりサラダみたい。緑があふれていて、目に優しい気がします。

◆野菜だらけの「モス野菜」!レタスの食感がダブルで楽しめる
まずは、「モス野菜 オーロラソース仕立て」から。レギュラーメニュー「モス野菜バーガー」の具材を大きなレタスではさんだ、まさに野菜づくしな一品です。なんと合計で 120g の生野菜を使っているとか。レタスの緑色の中でトマトの赤がよく映えます。

構造は、下から、大きなレタスのバンズ、ビーフパティ、オニオンスライス、オーロラソース、トマト、細切りレタス、オーロラソース、レタスのバンズ(公式 Web サイトより)。異なる大きさの2種類のレタスが入っており、もはやレタスしかないのでは?と言いたくなるメニューです。

手にとってみると、ひんやりと冷たいことにびっくり。温かいバンズを使用した温かいハンバーガーが当たり前だったので、新鮮な感覚です。
一口かじると、まずは大きなレタスのザクっという歯ごたえに野菜を感じます。このレタスの食感が、ジューシーなパティとよく合う!細切りレタスのシャキシャキした食感も、大きなレタスのザクザク食感と相まって、レタスの食感をダブルで楽しめます。さらに、オーロラソースの味わいと、トマトの果汁、オニオンスライスの香りが、レタスとビーフパティに絶妙にマッチ。これはうまい!
しかし、おそれていた事態が。そう、バンズのレタスが抜け落ち、具材だけが残ってしまったのです!手でつまむわけにもいかず、パティをつまめたとしても細切りレタスが残ってしまう。困った…!

と、救世主が登場!店員さんが、フォークを持ってきてくれました。どうやら「モスの菜摘」は、フォークつきで提供されるようなのですが、商品と一緒に出すのを忘れていたみたいですね。フォークのおかげで、サラダのように綺麗に食べることができました。ありがとう、フォークさん。
「モス野菜 オーロラソース仕立て」は、野菜の味しかしないのではと思いきや、たっぷり野菜とパティ、ソースが見事に合った絶品メニューでした。
◆モスの定番「テリチキ」は、レタスとテリヤキが相性抜群
続いて、モスといえばテリチキ!「テリヤキチキンバーガー」の具材をはさんだ、モスの菜摘をいただきます。

構造は下から、レタスバンズ、テリヤキチキン&テリヤキソース、オニオンスライス、レタス、マヨネーズ、レタスバンズ(公式 Web サイトより)。先ほどの「モス野菜」よりも細かい具材が少ないため、とても食べやすそうです。

食べてみると、レタスのザクっとした食感と肉汁あふれるジューシーなチキンがうまく共存。マヨネーズとレタスが主役のチキンをしっかりと立たせた、これまた絶妙な味わいです。“テリチキ”好きにはたまらない一品です。

◆みんなが待ってた菜摘さん!かと思いきや…
さて、ヘルシー志向の女性を中心に復活の要望が多かったという「モスの菜摘」ですが、店内にいたおよそ30人のお客さんは、誰も注文していませんでした。あれれ。男性の方が多かったからでしょうか。店頭でも強いアピールはしておらず、「本当に今日発売?」と疑ってしまいました。
実は本日から、「モスのおいしさに完成はない」とうたった「定番商品の進化」として、使用するパティをビーフ100%に変更するとともに、主要商品のソースも刷新。こちらのアピールをメインとしているようです。

何はともあれ「モスの菜摘」、野菜たっぷりでカロリーも低め、さらに味もおいしいと嬉しいことだらけですが、食べごたえがないという欠点も。炭水化物のバンズがないため、主食にするには辛いかもしれません。単品なら、2個や3個はペロリと食べられるんじゃないでしょうか。
けれど、炭水化物を抜きたいときや、あまりお腹が減っていないとき、ヘルシー(かもしれない)間食に。ガッツリ食べごたえのあるメニューでないぶん、さまざまなシーンで活用できるかもしれません。通常のハンバーガーと組み合わせる、なんていうのもアリかも。フォークを貰うのを忘れずに!
◆デザートブランド「カップパティシエ」も、本日発売
そして、本日登場したモスのデザートブランド「カップパティシエ」から発売された、「シューポットシェイク」も食べてきました。バニラ、ストロベリー、コーヒーの3フレーバーの中から、ストロベリーをチョイス。春ですしね!

オリジナルのシュー生地の中に、カスタードとシェイクが入っているというこちらの商品。ポットパイのように真ん中から割ろうとしましたが、フタ部分をコーティングしているチョコがしっかりと固くて割れず…。あきらめて、フチから割ってみました。
シュー生地の中は、カスタードクリームの上にシェイクがのっているイメージ。底まですくうと、シェイクとカスタードを一緒に味わえます。後から気づきましたが、はずしたフタでシェイクやカスタードをすくいながら食べてもよかったかも。

カスタード&シェイクのダブルシュークリームの味わいが楽しめる、新感覚のデザート。ポットパイのような、カワイイ見た目も嬉しいですね!ほかの商品も含めて、午後のティータイムのお供によさそうです。
◆進化するモスバーガー
「モスの菜摘」発売をはじめ、「カップパティシエ」始動や定番商品の刷新など、本日からいろいろなものが新しくなったモスバーガー。最近行っていないという人も、久しぶりに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
