なんだかまた急に暑くなりましたねぇ。今日の最高気温は23℃。こんな日には、冷やし中華を食べたくなります。

でも、冷やし中華のシーズンはまだまだ先。ある調査によれば、ラーメン屋さんの店先に、


「冷やし中華始めました」


の張り紙が出されるのは、関東では5月の中旬から下旬なのだそうです。


でも、どうしても冷たいラーメンが食べたい!そんなときってありますよね。


そんな人にお勧めなのが、北千住「菊や」の「アイスクリームラーメン」。これは、菊や特製の冷やしラーメンの上に、一般のコンビニで販売されているアイスクリームを切ってのせただけ、という、豪快かつダイナミックな一品です。暑い日には最高のラーメンですよ。


これが「菊や」のアイスクリームラーメン!
これが「菊や」のアイスクリームラーメン!


と、いうわけで、暑さにやられたえん食べ編集部は、北千住まで食べに行ってきました!


■北千住に到着!


菊やの店舗は、北千住駅からは15分ほど歩いた場所にあります。首都圏以外にお住まいの方にはピンとこない場所かもしれませんが、でも、「3年B組金八先生」のロケ地で有名な荒川河川敷の近くと言えば、あ~なるほど!と思われる方も多いのではないでしょうか?


これが、北千住のラーメン屋「菊や」です
これが、北千住のラーメン屋「菊や」です


■菊やに到着!


菊やの外観は、昔ながらのよくあるラーメン屋さんです。でも、店内に一歩足を踏み入れ、メニューに目をやれば、ここがただならぬ場所であることがすぐにわかるでしょう。「牛乳ラーメン」「納豆ラーメン」「ココアラーメン」etc.。見たことのない名称のラーメンが、ずらっと並んでいるのです。


珈琲牛乳ラーメン、ココアラーメン、納豆ラーメン………??
珈琲牛乳ラーメン、ココアラーメン、納豆ラーメン………??


「牛乳ラーメン」はまぁ、わかります。味もおそらく、「クリームスープパスタ」のようなものでしょう(違う、かな?) でも、「珈琲牛乳ラーメン」「ココアラーメン」あたりになると、味を推測するのがかなり困難になってきます。「赤色ラーメン」「黄色ラーメン」「青色ラーメン」までくると、名前から味を推測することは不可能。完全にお手上げです。だって、赤とか黄って、色だから。味じゃないから…。


■アイスクリームラーメンを注文した!


でも、今日はそれら不思議ラーメンの謎を解明するために来たわけではありません。あくまで、冷やし中華の代わりにアイスクリームラーメンを食べて、涼むために来たのです。店主さんに、アイスクリームラーメンを注文します。


えん食べ編集部は、店主さんから調理風景の撮影許可を頂きました。店主さん、ありがとうございます。今回は、アイスクリームラーメン完成までの全貌を公開しましょう!これを読めば、あなたもアイスクリームラーメンが作れる、かもしれません!?


◆まずは麺を茹でます。茹であがったら、流水でよく冷やします


麺を茹でます
麺を茹でます
流水でよく冷やします
流水でよく冷やします


◆次いで、ラーメンを盛り、チャーシュー、ワカメ、ねぎをトッピングします。この段階では、ごくごく普通のラーメンです。


麺を盛り付け
麺を盛り付け
具を載せます  この時点では、普通のラーメンです
具を載せます
この時点では、普通のラーメンです


◆いよいよ仕上げ。アイスクリームをトッピング(?)します。店主さんは冷蔵庫からアイスクリームを取り出し、半分に切り割り、ラーメンの上に載せます。


アイスクリーム、オン!
アイスクリーム、オン!


◆さらにその上に卵を乗せれば、アイスクリームラーメンが完成です。


ゆで玉子、オン!
ゆで玉子、オン!


アイスクリームラーメンの完成です!
アイスクリームラーメンの完成です!


■アイスクリームラーメンを食べてみた


アイスクリームラーメンの目玉具材として使用されているのは、コーンに入ったバニラアイスクリームです。初めて見た方はぎょっとするかもしれません。でも、食べてみれば、単に奇をてらっただけのものではないことがわかります。


ラーメンの上にトッピングされたアイスクリームは、冷たいスープの中でゆっくりと溶け、スープの味を徐々に変化させていくのです。一口目は、酸味が効いたしょうゆ味スープが味わえます。でも、食べ終わりの頃には、アイスクリームはすっかり溶け、しょうゆ味スープを甘じょっぱい「クリームスープ」へと変化させるのです。これって、流行りの「ダブルテイスト」と呼んでも良いのでは?アイスクリームラーメン、意外にも最先端のラーメンでした。


食べ始めのスープ  まだ普通のしょうゆラーメンです
食べ始めのスープ
まだ普通のしょうゆラーメンです
食べ終わりのスープ  クリーミー!
食べ終わりのスープ
クリーミー!


スープだけでなく、麺も具もみんなおいしい。店主さんからは、なぜか何度も「うまいって、書くなよ」と念押しされたので、ほめるのにちょっと勇気がいるのですが、でもうまいんですよ。ちゃんとした仕事がされている味がします。


このアイスクリームラーメン、ゴールデンウィーク明けごろには氷を入れ、さらに冷え冷えで提供されるそう。真夏にもピッタリ、ですね。


■ところでアルカリラーメンって?


アイスクリームラーメンを堪能し、涼しくなったところで店主さんに「アルカリラーメン」について聞いてみました。すると店主さん、冷蔵庫からアルカリ乾電池を取り出して見せ、にやっと笑ったのです。


冷蔵庫から取り出したアルカリ乾電池
冷蔵庫から取り出したアルカリ乾電池


…あー、なるほど!アルカリ電池が入ってるから、「アルカリラーメン」なのね。……って、んなわけあるかい!騙されるかい!!


この乾電池、こうやってお客さんのうけを取るためだけに、常に冷蔵庫に入れてあるのだそう。でも、実際にはあまり見せる機会はないのだそうです。それでも、ここ一番!というときのために、電池の補充を欠かさないのだとか。店主さんのその貪欲な姿勢に感服しました。


■足立区でもっとも面白い食べ物


さて、えん食べはこの「アイスクリームラーメン」を「足立区でもっとも面白い食べ物」と(勝手に)認定します。だって、店主さんが良い人なんだもの。しかも貪欲なんだもの。ラーメンもうまいしね。


でも、足立区在住の方で、「もっと面白い食べ物を知ってるよ!」という方、是非教えてください。えん食べ編集部員が食べに参ります!