サンクトガーレンは、“幻のオレンジ”と言われる湘南ゴールドを使ったフルーツビール「湘南ゴールド」を、4月14日から9月末まで販売する。価格は、1,980円(3本)から。


ゲップがオレンジ風味になるほど、オレンジ感満載
ゲップがオレンジ風味になるほど、オレンジ感満載


湘南ゴールドは、皮はレモンのような黄色だが、食べると甘いというギャップのあるオレンジ。華やかな香りが特徴で、“まるで香水のよう”とも言われる。神奈川県が12年をかけて開発したもので、未だ県内でも入手困難な稀少品のため“幻のオレンジ”と言われている。


レモンのような黄色だが、オレンジの味
レモンのような黄色だが、オレンジの味


オレンジはベルギービールなどでよく使われる副原料だが、香りの強い皮の部分だけを使い、酸味や“えぐみ”が出やすい果実部分は使われないことがほとんど。しかし、この「湘南ゴールド」では、敢えて皮も果実も丸ごと使用している。そうすることで、飲む前の鼻に感じる香り、飲んだ後鼻に抜ける香り、そして飲んだ後のゲップにまでオレンジの風味を感じることが出来るビールとなっているという。

4月14日は、女性が男性に告白するバレンタインデー、男性が女性にお返しするホワイトデーに続いて、2人が互いの愛を確かめ合うオレンジデー。オレンジはたくさんの実がなるため「繁栄」「多産」のシンボルとされ、「花嫁の喜び」という花言葉を持つことから、愛の記念日にふさわしいとして制定されたそうだ。「湘南ゴールド」は、毎年多くの結婚パーティーで使用されているという。

オレンジデーに合わせて発売される、“幻のオレンジ”を使用したビール。「ビールが好きな人も、そうではない人も死ぬまでに1度は飲んでほしい」とのことだ。