くら寿司「AIスマガツオ」

くら寿司 AIスマガツオ

くら寿司で、ウミトロンが開発するAI・IoT技術を活用したスマート給餌機「UMITRON CELL(ウミトロンセル)」で育ったスマガツオが「AIスマガツオ」として期間限定で販売されます。12月2日から12月15日までの限定販売。価格は165円。

近年、漁業における「人手不足」「不安定な収入」「労働環境の厳しさ」などが大きな課題となっています。くら寿司では 2010年より「漁業創生」をテーマに様々な活動を行っており、2021年11月に業界初の水産専門会社である子会社、KURA おさかなファームを設立。


スマート養殖による委託養殖を進める取り組みとして、2021年春からウミトロン開発のAI・IoT活用のスマート給餌機「UMITRON CELL」の導入を開始。2022年3月にはスマート給餌機で養殖したマダイを「AI桜鯛」として、続く2022年6月には「特大切り AIはまち」として、初めて全国販売しました。今回のスマガツオの養殖は、スマート養殖の第3弾の取り組みです。

スマ

スマはインド洋や太平洋の熱帯・亜熱帯域に広く分布する南方系の魚類です。西日本ではヤイトやオボソ、スマガツオなどと呼ばれており、天然の水揚げ量は極めて少なく、大都市の市場にはほとんど出荷されないため、主に水揚げされた産地で消費される「幻の高級魚」と言われる希少な魚です。「カツオ」と「まぐろ」の中間のような味わいで、全身トロとも言われる身質は、きめ細やかな脂がのり、臭みがなくさっぱりとした滑らかな口当たりが特徴です。

UMITRON CELL

「UMITRON CELL」は、AI・IoT技術を活用した水産養殖者向けスマート給餌機です。スマートフォンなどの端末から生け簀で泳ぐ魚のリアルタイム動画を見ながら遠隔で餌やり操作が可能。また、AIが魚の食欲を判定し、餌量やスピードを最適化、制御することができるため、労働負荷の削減と餌の最適化、海へ餌が流出することを防ぎ環境に配慮した養殖業の実現に貢献しています。

くら寿司「AIスマガツオ」