とらや 新年の菓子

虎屋(とらや)から令和5年(2023年)の干支「卯」と、歌会始のお題「友」にちなんだ菓子が登場します。「干支羊羹 『駆けうさぎ』」「干支パッケージ 小形羊羹 」「小形羊羹5本入 兎柄化粧箱」「生菓子『雪中兎』薯蕷製」「生菓子 『ゆめうさぎ』 餅製」「御題羊羹『野に歩む』」が用意されます。

干支羊羹 『駆けうさぎ』

とらや 新年の菓子

「干支羊羹 『駆(か)けうさぎ』」は2022年11月下旬~2023年1月中旬に販売予定。販売価格は中形が1,944円(税込、以下同じ)、竹皮包が3,888円。


とらやによると、うさぎは、小さな体で素早く駆け回る姿が愛らしく印象的。新年の訪れに喜びを感じているかのように駆け回るうさぎの姿が、紅白の煉羊羹であらわされてました。卯年の新年を寿ぐにふさわしいようかんとされています。一部取り扱いのない店舗もあるとされています。またなくなり次第終了です。

干支パッケージ 小形羊羹

とらや 新年の菓子

「干支パッケージ 小形羊羹」も2022年11月下旬~2023年1月中旬に取り扱われます。販売価格は1本292円。

小倉羊羹「夜の梅」、黒砂糖入羊羹「おもかげ」、抹茶入羊羹「新緑」が、干支「卯」のパッケージで用意されます。春を思わせる背景色と、のびのびと朗らかな兎の姿に、明るく弾むような新年を迎えてほしいとの思いが込められたとされています。なくなり次第終了となります。

小形羊羹5本入 兎柄化粧箱

とらや 新年の菓子

「小形羊羹5本入 兎柄化粧箱」も2022年11月下旬~2023年1月中旬に展開されます。販売価格は1,620円。

2023年の干支「卯」にあわせて用意された期間限定の化粧箱です。カジュアルギフトや自宅用にも向くとされています。なくなり次第終了です。

生菓子『雪中兎』薯蕷製

とらや 新年の菓子

「生菓子『雪中兎(せっちゅうさぎ)』薯蕷製」は2022年12月16日~2023年1月15日に関東、京都地区の生菓子取り扱い店で購入可能です。販売価格は1個508円。

薯蕷製の生地に散らした白小豆で、雪の中を跳ね回る野うさぎを、抹茶入りの羊羹製で、雪の下から萌え出ようとする新芽があらわされました。まもなく春を迎える野山の風景を思わせる意匠です。


生菓子 『ゆめうさぎ』 餅製

とらや 新年の菓子

「生菓子 『ゆめうさぎ』 餅製」は2022年12月16日~2023年1月15日に生菓子取り扱い店で展開されます。販売価格は1個540円。

白い餅製の生地で御膳餡が包まれ、そこに耳と目の焼き印を押され、ふっくらと体を丸めて眠るうさぎがあらわされました。愛らしい姿は穏やかに夢見て眠っているように見えるとされています。

御題羊羹『野に歩む』

とらや 新年の菓子

「御題羊羹『野(の)に歩(あゆ)む』」は2022年11月下旬~2023年1月中旬に購入可能。販売価格は中形1,944円、竹皮包3,888円。

とらやによると、令和5年「歌会始」の題「友」にちなんだ品とされています。とらやによると、人々が共通の題で歌を詠み披講する「歌会」の中でも、天皇によって開催されるものを「歌御会」といい、年の始めに開かれるものは「歌御会始」と呼ばれ、大正15年(1926年)以降は「歌会始」とあらためられています。

明治21年(1888年)から京都の上菓子屋の有志が集まり、歌会始に題にちなむ御題菓子の展示が実施され、とらやでは明治40年(1907年)に記録があります。

今回は友との思い出が年月を経ても薄れることなく記憶に残るとして、紅と黄の道明寺羹と緑の煉羊羹で思い出に残る友と歩いた春の野の情景があらわされています。一部取り扱いのない店舗もがあるほか、なくなり次第終了となります。

生菓子『友との小道』薯蕷製

とらや 新年の菓子

「生菓子『友(とも)との小道(こみち)』薯蕷製」は2022年12月16日~2023年1月15日に関東、京都地区の生菓子取り扱い店に取り揃えられます。販売価格は1個540円。

やはり歌会始にちなんだ菓子。薯蕷饅頭に紅・黄のにおい(色差し)と、道を表現した焼き印がほどこされ、道すがら友と語り合った思い出があらわされています。紅と黄の鮮やかな色合いは、友との楽しい帰り道を思わせるとされています。