種まで食べられる“マイクロシード”の小玉スイカ「ピノ・ガール」を食べてみました。

ピノ・ガール

「ピノ・ガール」は、2020年から商業出荷が始まった新しい小玉スイカ。奈良県の種苗メーカーナント種苗株式会社が開発した品種です。果実の形は縦長の球状。


マイクロシード小玉スイカ「ピノ・ガール」

種の大きさが従来のスイカのおよそ4分の1ととても小さいのが特徴。種まで食べられる「マイクロシード小玉スイカ」をうたっています。

マイクロシード小玉スイカ「ピノ・ガール」

今回都内スーパーで購入したものは、秋田県産。直径15cm×高さ20cmほどのサイズで、価格は780円(税別)でした。

ピノ・ガール食べてみた

ピノ・ガールに包丁を入れカット。種が小さいため、包丁を入れる箇所によっては全く種がないようにも見えますが、ちゃんとあります。12等分サイズに切ると各切れに1列種が入る感じでした。

マイクロシード小玉スイカ「ピノ・ガール」

マイクロシード小玉スイカ「ピノ・ガール」

種は長さ約5mm。見るからに一般的なスイカの種より小さく、よってスプーンなどで取り出すのも容易です。

果肉はシャリシャリとした食感で、甘さもしっかり感じられるスイカらしい味。種を取り除かずに食べてみると、種が小さいためほとんど歯に当たらず(あるいは当たっても気づかず)食べ進めることができました。あえて種のみ取り出し噛んでみても、カリっとした食感はあるものの苦みなどはなし。目をつぶって食べたら種が入ってるとわからないかも!

マイクロシード小玉スイカ「ピノ・ガール」

さらに種が小さい分、種の周辺の果肉も劣化しにくく、通常のスイカに比べ日持ち性も優れています。小玉なので少人数の家庭でも気軽に取り入れられますよ!