
さまざまな料理に使われる「玉ねぎ」ですが、切り方によって味わいや食感、火の通りが変わってきます。本稿では、玉ねぎの“繊維”に沿った向きと断つ向き、2種類の切り方によるそれぞれの味や食感、おすすめの調理法をご紹介します。
【参考】
・ 玉ねぎの保存方法
・ 新玉ねぎの保存方法
玉ねぎの切り方 レシピ
繊維に沿った切り方


玉ねぎを繊維に沿って(縦向き)切ると、玉ねぎのシャキシャキとした食感を残せます。また、玉ねぎの引き締まった辛みも生かすことができます。形が崩れにくいので、薄切りやくし切りにして、スープや炒め物、かき揚げにしたり、肉じゃがやシチューなど煮込み料理にしたりするのがおすすめ。
【参考】薄切り玉ねぎで「ハニーポーク」レシピ
繊維を断つ切り方


玉ねぎの繊維を断つように(横向き)切ると、ほろほろとやわらかい食感になり、短時間で火が通りやすくなります。また、細胞が壊れるので辛み成分が出てしまい、玉ねぎの甘みを感じやすくなります。煮物にしたり、サラダに入れて生で食べたりするのにおすすめ。輪切りにすれば焼肉やバーベキューのオニオンリングにぴったりです。
【参考】輪切り玉ねぎで「玉ねぎガーリックバターステーキ」レシピ
なお、玉ねぎは芯の部分を三角にカットして切り落とすと、ほぐれやすくなりますよ!

焼き物、煮物、揚げ物などいろんな料理に活躍してくれる「玉ねぎ」。切り方によって味わいや食感を変えて、さまざまなメニューに生かしてくださいね!