山口県のあさひ製菓が運営する和洋菓子専門店「果子乃季」で「コロナ退散！厄払い和菓子セット」の予約販売が始まりました。インターネット通販から購入できます。

販売価格は1,360円（税込・送料別）。セットの内容はアマビエの上生菓子2個と、ういろうに甘く煮た小豆がのせられた「水無月」2種類各2個。


アマビエの上生菓子は、季節の趣を取り入れ職人によってひとつひとつ手作りされています。新型コロナウイルス感染症収束を願って、江戸時代から伝わる妖怪「アマビエ」がかたどられました。こしあんを包んだ練り切りに、ぱっちりとした目が印象的な意匠です。開発の際に職人が参考にしたのは、子どもが描いたアマビエのイラスト。


「大変な世の中だけど、可愛らしいアマビエのお菓子を食べて、おいしく、楽しく乗り越えてほしい」という思いが込められています。


「水無月」は平安時代に、旧暦の6月1日に氷室から氷を切り出して食べ、暑気払いをする宮中の風習にちなみ、三角に切ったかたちをしています。小豆の赤色には厄除けの意味が込められています。上品な甘さの「白」と、風味豊かな「濃茶」の2種類が詰め合わされています。


なお山口県内に34店舗ある果子乃季ではこのほかに「アマビエさんのオムレット」という生ケーキも販売されています。