やよい軒でテイクアウト可能なメニューのうち一番販売価格が高い「カットステーキミックス弁当」を食べてみました。ご飯は大盛無料のサービスを利用。圧倒的なボリュームが楽しめます。
6月からやよい軒は全店舗の8割でテイクアウトを実施。持ち帰りできるメニューも従来の11種類から21種類に増やしました。販売価格が最も高いのは「カットステーキ弁当」と「カットステーキミックス弁当」(6月時点)で、それぞれ930円(税込)。今回は色とりどりのおかずが楽しめるカットステーキミックス弁当を選びました。
やよい軒では店内利用の場合、「ごはん(白米)おかわり無料」というのが有名ですが、テイクアウトの場合は「ごはん大盛無料」になります。当然大盛にしてもらうことに。
店頭の券売機で食券を購入し、お店の人に渡してから弁当を作り始めるため、少し待ち時間がかかります。待つこと5分余りでしょうか。
できたての弁当をお店の人が持ってきてくれます。ずしりと手に伝わる重みがご飯大盛の実感を与えてくれます。お店を出て、袋から出してみると弁当の容器は横長で、左にぎっしりの白米、右にどっさりのおかずという構成。「大盛」シールが目を引きます。
ごはんは容器からはみださんばかりです。ぎゅうぎゅう押し込んである訳ではなく、お米の粒はつぶれずふわっとしています。
おかずはまずカットステーキがどっさり。ひと口大に切った牛肉がよく焼かれ、和風のソースもからんでいます。肉質はやわらかく、風味は強く、ソースとの相性もぴったりで「ごはんのおかずになるステーキ」という印象。
隣にあるの鶏肉で、甘辛く味つけてあります。汁気たっぷりでカットした一切れひときれが大きく、ひと口ではほおばりきれないサイズ。ステーキとはまた違ったおかずとして楽しめます。
一番端にあるのはエビフライ。タルタルソースのしっとりこってりした舌ざわりと、揚げたての衣の小気味よい歯ざわり、えびのうまみがよく合っていて、いかにも洋食の「ミックス」系定食にふさわしい一品。
ほかにも、やよい軒おなじみの漬け物に、小松菜と油揚げのおひたし、ゴボウの白和えも付いていて、野菜もしっかり入っています。
大盛ごはんは、はじめ見たときは、全部食べきれるか不安になるほどの存在感ですが、おかずも量が多くそれぞれ味つけがしっかりしているので、一緒に味わうだけでどんどん減っていきます。胃袋に自信のある人にはぜひ挑戦してほしいボリューム弁当でした。