かつやの期間限定メニュー「八種の薬味 塩だれまぐろカツ」を食べてみました。レモンやショウガをきかせた塩だれでキハダマグロのカツを味わう一品、さっぱりした口あたりですがボリュームはどっしりあります。
2019年に人気だった夏メニュー「まぐろカツ」の2020年版。丼、定食、単品が選べますが、今回は「まぐろカツ丼」に仕立ててもらい、テイクアウトを注文しました。販売価格は649円(税込)。カツが揚がるまでにやや時間がかかるので、事前に最寄の店舗に電話予約しておくのが便利。
支払いを済ませたあと品を受け取り、さっそく味わってみることに。大きな丼型の容器に透明なフタがかぶっていて、中に入ったまぐろカツとたっぷりの塩だれ。それにぎっしり大根の「つま」が見えます。いろどりのかいわれも涼しげ。
ふたを開けてみると、ふわっと薬味の香りがします。にんにく、玉ねぎ、青ねぎ、胡麻油、黒胡椒、塩、生姜、レモン果汁の8種類が入っていますが、ショウガの香りがやや勝つ風。
カット済みのまぐろカツを箸でひときれとると、しっかりした感触が伝わってきます。かじると衣はもちろん揚げたて、新しい油のよい匂いがして、ざくざくの歯ざわり。まぐろは肉厚。でもロースカツなど比べるとずっと淡白で、薬味のおかげでさっぱりと仕上がっています。
ただしボリュームはロースカツに勝るとも劣りません。薬味のおかげで後味はすっきりとしていますが、ふたきれ、みきれとご飯と一緒にお腹に収めていくと、ずしっ、ずしっと食べごたえがあります。、また横に添えてある大根のつまはとても量があるので、ひとくち目からカツと一緒にもりもりとほおばるのがお勧め。
なお、持ち帰りにする場合は、ペットボトルのお茶が手元にあるとより楽しめます。涼しげな仕立てではありますが、やはりがっつり揚げ物で、烏龍茶との相性がよい印象です。