カルディ コーヒーファームで販売中の台湾スイーツ「オーギョーチゼリー」を食べてみました。漢字で書くと「愛玉子」。つるつるぷるぷるの食感に、レモンシロップのさわやかな甘味がぴったり。いろどりにクコの実ものせるとなお楽しい一品です。
愛玉子は、台湾原産のイチジクの仲間で、果実からゼリーの素材が採れます。かわいらしい名前の由来は、発見した人が「愛玉」という自分の娘にちなんでつけたとか。
カルディのオーギョーチゼリーは価格が198円(税込、以下同じ)。店頭に並んでいるパッケージはおっと驚く大きさで、内容量も240gありますが、カロリーはたったの68kcal。ゼリーだけでなくレモンシロップがついてきます。
今回はトッピングとして、アジアのお菓子にはよくなじむドライのクコの実(ゴジベリー)も一緒に購入しました。価格は291円。まずはゼリーを冷蔵庫に入れ、クコの実を水に戻します。
クコの実を戻す
クコの実はハサミで封を切って20分水に入れます。最初は干しブドウのように固く乾いていますが、スプーンで一杯すくって、水を張ったカップにしばらくつけておくだけでプクプクにふくれあがります。
1.2倍以上は大きくなり、表面は艶やかに。緋色の実の色も引き立ちます。クコの実そのものにはさほど強い風味はないので、このいろどりと食感を楽しみます。
ゼリーを器にうつす
オーギョーチゼリーは、レモンシロップと別々になっています。
まずはゼリーの封をハサミで切って、器に入れます。かなりのボリュームなので、丼ぐらいの大きさがある器を用意した方がよいでしょう。
塊のままのゼリーは迫力がありますが、このままだと食べづらいので、スプーンでひと口大に切り分けます。そこへシロップの封を切ってそそげばもうできあがり。
いたって簡単な下準備です。しかし、さらに先ほど戻しておいたクコの実を加えると鮮やかな見た目になります。早速味を見ます。
ゼリーはつるんとした舌ざわりとのど越し。ぷるぷると弾力がありながら、とても口どけがよく、ほのかな甘みがつけてありますが、香りはまったくといっていいほどありません。そのためシロップについたさわやかな柑橘のにおいだけが際立ち、レモンの酸味も強く感じられます。クコの実のプクプクした食感がアクセントになって、飽きずに食べられます。
お好みでミントなどのハーブ、フレッシュフルーツや缶詰の果実などを加えても楽しめます。小さめの器に分けて盛り付ければ4~5人分になりますので、色々アレンジのしがいもあります。
台湾カフェの味が手軽に家で満喫できるオーギョーチゼリー。ゼリー好き、アジアンスイーツ好きは買って損なしです。