三田製麺所「三田流カレーつけ麺」
かなりのカレーうどん感

三田製麺所「三田流カレーつけ麺」を食べてみました。うどん専門店で味わえる高級カレーうどんを思わせるような、ダシとカレーの相性がよい一杯。セットにしたご飯「割り飯」を入れると和風のカレーライスそのものになります。

三田製麺所「三田流カレーつけ麺」
寒い日だったので、温かい麺「熱盛」にしてもらいました

三田流カレーつけ麺は930円(税込、以下同じ)、割り飯は90円。


三田製麺所「三田流カレーつけ麺」
カレースープにはシャキシャキのタマネギがたっぷり

豚骨魚介のダシに特製のカレーだれを加えたスパイシーかつまろやかな特製カレースープに、小麦の香り高いもちもちの極太麺を組みわせています。玉ねぎやほうれん草といった具材も入っています。

三田製麺所「三田流カレーつけ麺」
いつもの小さくゴロゴロチャーシューも不思議とカレーのお肉感があります

三田製麺所では「カレーうどんを超えるハーモニー」をうたっていますが、むしろ、つけ麺としての個性を残しつつ、カレーうどんにできるだけ近づけるような味つけになっています。

三田製麺所「三田流カレーつけ麺」
カレー、魚介豚骨だし、極太麺。なぜか自然にすべてがなじむ

うどん専門店などで出てくる高級カレーうどんは、和風のダシとカレーがしっくりと合うようにしあがっていますが、三田流カレーつけ麺も相通じるできばえです。

ゴロゴロにカットしたチャーシューや、しゃきしゃきの生タマネギまでも、ごく自然にカレースープとなじんでいて、食べていて違和感を覚えないのは、なかなかの工夫を感じました。

麺を食べ終わったら、割り飯を入れます。なお三田製麺所の割り飯は「麦飯」で、ぷちぷちした麦が、とろりとしたスープに合うよう多めに入っています。

三田製麺所「三田流カレーつけ麺」
割り飯を入れます。プチプチの麦がいっぱい入ってます

こちらをカレースープにひたし、レンゲですくってほおばると、その食べ心地は完全にカレーライス。つけ麺に合うよう作られた豚骨魚介の濃厚なダシさえも、カレーの引き立て役になっています。これは初めから麺なし、カレースープを直接ご飯にかけてもかなり楽しめそうだな、と思わせる相性のよさでした。

三田製麺所「三田流カレーつけ麺」
完全にカレーライス!