幸楽苑「チョコレートらーめん」
チョコレートらーめん。ほんとにチョコレート入ってる

幸楽苑の「チョコレートらーめん」を食べてみました。チャーシューにナルトなどがのった昔ながらのスタンダードな醤油ラーメンです。ただ一点たっぷりとチョコレートが入っていることを除けば。

価格は640円(税込)。すぐ察せる通りバレンタインシーズン向きの限定メニューで、幸楽苑での甘いひとときを演出してくれるかもしれません。前年に続き登場したダークブラウンの「チョコレート」と、新作「ホワイトチョコレート」の2種類がありますが、今回はダークブラウンの方を選びました。


幸楽苑「チョコレートらーめん」
カカオオイルだけじゃない。チョコレートそのものが溶けたスープだ!

定番の醤油らーめんをベースに、 カカオオイルを加え最後にチョコレートと生姜がのせてあります。スープは容赦なくチョコレート色をしています。

このラーメンの最初のひと口味わって抱く印象は「わりと普通だな」です。たしかにカカオオイルの香りはふんわりとするものの、なじみ深い醤油スープの個性はそのまま感じられるし、ネギの香りもちゃんとします。

幸楽苑「チョコレートらーめん」
麺もチョコレート味に!

幸楽苑「チョコレートらーめん」
チャーシューもチョコレート味!

しかしスープに溶け込んだチョコが舌に触れるとそういった甘い考えはすぐにあらたまります。甘い。薫り高く甘い。板チョコを食べているときと同じあの味が舌に広がるのです。麺にもからみ、チャーシューにもチョコフレーバーが移ります。

とはいえ、どれもチョコとの相性は悪くなく、食べ進めているとだんだんと「普通ではなかったが悪くはないな」という気持ちになります。さらにすりおろしたショウガのスパイシーな風味を一緒に味わうと、チョコのなじんだラーメン全体がきりっとひきしまって「意外といいかもしれない」とさえ思えるのです。

なお、チョコレートらーめんのおまけとして、チロルチョコを1粒もらえました。食中の箸休めにも、食後の口なおしにぴったり。チョコの味に飽きたらチョコを楽しめるという素敵な配慮です。フレーバーは中にコーヒー味の詰め物がしてある「コーヒーヌガー」。

幸楽苑「チョコレートらーめん」
口なおしにチョコをどうぞ。もらったフレーバーはコーヒーヌガーでした

幸楽苑「チョコレートらーめん」
お家の柄がかわいらしい

パートナーや意中の人がいてもいなくても、ぜひバレンタインシーズンの甘いときめきを幸楽苑で味わってください。